オルタナ教室【声のアトリエ】
この写真は英語教室でミイラ遊びをしてミイラにしてもらった私です。こんな遊び✕学びが大好きな私がついにフリースクールをする、その開校宣言です。↓
子どもが元々もっている「成長したい」「学びたい」という意欲をそのまま伸ばしてあげられるような場があったらいいなと思い、新しい学校を作ることにしました。
でも、ほんとうに残念なのですが「学校」という言葉に悲しい記憶がひっついてしまった子どもたちが増えています。「学校がしんどい」子どもたちの数は44万人というデータがあります。だからこのスクールのことを「学校」とは呼ばないことにします。
憲法二六条「すべて国民は、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」。この権利を届けられていない子どもたちが増えています。でも、子どもを守ろうとする大人も、じゃあどんな「教育」?どんな「学校」?ということをちゃんと考えることが難しくなっています。世間では、なんとなく「本人の問題」「家庭の問題」にしてるように見えます。その子達を置いたままの学校教育でいいのでしょうか?
木村泰子さんは、大阪市立小学校の校長先生をしていました。その大空小学校には不登校の子どもたちが転校してきて通えるようになるということでドキュメンタリー映画になりました。「不登校」のレッテルを貼られた子、命で断とうとまでした子が大空小学校に転校して来て、学校に居られるようになったそうです。木村さんは「前の学校にその子が吸える空気がなかっただけ、居場所がなかっただけ」と仰っています。「その子は100対0の割合で悪くないと思ってます」と。
木村さんは「見えない学力」があると仰っています。「人を大切にする力」、「自分の考えを持つ力」、「自分を表現する力」、「チャレンジする力」だそうです。私はさらに年齢に応じた「工夫する力」、「創造する力」、「対話的に聴く力」も加えたいと思います。そのような力は、私達は元々もっているはずです。それが学校の教科全てに発動するかは全く別の話だと思います。
私は学ぶことが大好きですが、何を学ぶかとか学んでどうなったかも大切ではありますが、それよりも何よりもそのプロセス、学んでいる時こそが刺激的なのです。私が学んできた、発達凸凹の子どもたちのための特別支援教育や、即興演劇や、朗読劇には楽しい学びのアイデアがいっぱいあります。子どもたちに「いろんな声が出せる」ということの楽しさを知ってほしいです。(保護者の方の相談支援も準備中です。まずはご相談ください。まずはこちらの記事をご参考に。)
★レッスン体験談 小学4年生R君に体験レッスンを受けてもらい感想を聞きました。
「『自立への第一歩:知ること、組み立てること』レッスンを受けてみて、学校とは違うところを3つ教えてください」とお願いしました。いただいたお答えは・・・
●クイズとかがあって、楽しかった。
●宿題(勉強)がない。(学校の科目の勉強とは違う)
●先生が優しかった。時間割を作る時に分からずにいたら、こうするんだよって教えてくれた。
★保護者の方の感想
息子は何事も自分のペースで進めたいタイプで、自分が拘りたいことは時間をたっぷりかけて集中してやりますが、逆に興味のないことをするときには集中が度々途切れます。そのせいか学校では注意されることも多いようです。
このレッスンでもまず集中力が持つか少し心配していました。でも発言を急かされることなく待ってもらえるところや、活動の際に周りの進捗を気にしなくて良いところが息子には合っていたようで、終始落ち着いて楽しそうに受けていました。また、今回のレッスンの中で先生に促されて、普段意識していない自分の行動に目を向けられていたのも良かったと思います。学校教育、いわゆる「お勉強」とは違った学びを体験させてあげられるのは、親としても嬉しいことです。
ご興味をもってくださった方は1番下のフォームからお問い合わせください。クラスの枠組みは以下の通りです。
《探求・創造・表現クラス》オンラインZoom開催 隔週/毎週
●小1~3 50分@¥1500
●小4~6 80分@¥2000
●中1~3 80分@¥2000 ⇒ 全クラス無料体験受付中
※事前相談&終了後フィードバックがあります。(いづれもメール、LINE、電話、面談等ご希望の方法で)
★お問い合わせ、ご相談、体験お申し込みは1番下のフォームより承ります。
お子さま向けメッセージ
はじめまして。「声のアトリエ」という塾みたいな習い事をオンラインでスタートします。どういう塾かというと、目標は「生きること」と「楽しく生きること」です。そのために大切なスキルを教えます。
「声のアトリエ」って名前が分かりにくいでしょう(笑)?「声」というのは「声を上げる」とか「声が届く」という慣用表現の意味で使っています。「アトリエ」というのは芸術家が絵を描いたり作品を作ったりする場所のことです。これは比喩です。「たとえ」です。学校の勉強とはイメージがちがうということを伝えたくてこんな名前をつけました。絵や芸術を教えるクラスじゃないので間違えないでね(笑)。じゃ、具体的に何をするかというと「学び方を学ぶ」です。
私はずっと「楽しく学ぶ」ことについて研究してきました。私にとっては「楽しく生きる」ことの(たぶん)半分くらいを「楽しく学ぶ」ことが占めています。学ぶといっても計算ドリルで計算ができるようになるとか机の上で紙でやる勉強だけではありません。それはほんの一部。学びのイメージはもっと広いです。たとえば新しい道具を使えるようになることや新しい思いつきを試してみることや失敗から学ぶことなども「学び」です。そして世界の最先端の研究は、「楽しく生きること」や「楽しく学ぶこと」についていくつか答えを出してくれています。今、学校でうまく行かないことがあってもそんなに気にすることないと思います。でも「答えはハイ、これ」と聞いちゃうと、その魔法はあまり効果がないのです。それは冒険と同じ様に少しずつ進んであれこれやってみてだんだんできるようになることです。(自転車に乗ることにちょっと似ています。)
私は、「学校ってしんどいなぁ」と感じる子どもに、むしろ「見込みがある」と思っています。もし「つまらなすぎる」と感じているとしたら「もっと好奇心でワクワクする学びがしたい」ということだろうと思うからです。他の理由にしろ、しんどいと感じることに才能が隠れているだろうと思うからです。だまってがまんするのはほどほどにしておきましょう(笑)。
興味があったら会いに来てください。
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