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2024年も未来に目を向けて

この記事は1,925文字あります。個人差はありますが、3分〜5分でお読みいただけます。

新年明けましておめでとうございます!
今年も皆さんにとってより良い年になることを願っておりますし、どうぞ宜しくお願い致します❗️

さて、今日はnoteの連続更新86日目です。noteのほかに、Voicy(音声配信)もしておりますので、併せてご活用いただけると理解しやすいと思います。また、noteの通知をオンにしていただけると記事が更新するたびに通知がいきますので、フォロー、スキ、シェアと合わせて通知オンもしていただけると嬉しいです。

今日のテーマは「これからのこと(=未来)を考えるのが好き」というテーマです。どうぞお付き合いください。


年始に目標を立てています

以前、「ASDとクリスマス」という記事でも触れましたが、自閉症スペクトラム特性をもつ方々の中には、いつもと違うことはエネルギー消費が大きかったり、疲れたりすることがあります。そのため、年末年始のようなイベントは得意でない場合もあります。もちろん、「ASD=イベントが苦手」というわけではなく、むしろイベント好きな方もおられます。こんな風に同じ特性なのに、その程度や現れ方が違うのが、ASD特性が理解されにくかったり、難しかったりするところでもあります。

ぼくは色々な環境変化は割と好きな方です。昨日は代表を務めているTEACCHプログラム研究会東北支部についても記事で書きました(絶対読んでほしい❗️)。

この団体は設立して2年ですが、この2年間でも色々とやり方を変え、今年はさらにチャレンジしていきます。正確にいうと、環境変化が好きというよりもチャレンジが好きなのかもしれません(だからと言って、日常生活はアクティブなわけではありません)。

そうした性格でもあるので、年末年始も昔から好きなイベントです。何となくこの雰囲気が好きで、三が日が過ぎると「もうお正月も終わりか…」とよく思っていました。でも、お正月が好きなのか、本当は休みが好きなのかは、よくわかりません。

とにかく、この時期はいつも明るいテンションで迎えており、年末年始には振り返りと目標を立てています。これは毎年です。ちなみに、2023年は次の3つを目標に掲げていました。

  1. 質も大事だけれども量をこなす(量を発信する)

  2. 倫理観や理念も専門性の一つなので、それらも意識的に共有する

  3. センスを磨ける場所に身を置く

どれも全くしなかったわけではありませんが、課題も残るものでした。特に(3)については、今年は具体的な計画も立てているので、必ず実行したいことです。

こうした目標は、いつ立ててもいいし、新年だから立てなきゃいけないものではありません。ただ、ぼくにとっては目標を立てやすいタイミングでもあるので、意識的にそうしています。1年間の自分の指針にもなるためです。今年もどうするかは、また考えたいと思います。

未来に目を向けるのが好き

そして、どうしてこういう行動が好きなのか、改めて考えてみました。そう思うと、さっき紹介したTEACCHプログラム研究会東北支部のために書いたnoteもそうですが、「未来」という言葉をぼくはよく使います。2月11日(日)に仙台で企画したイベントも「自閉症支援の未来会議」です。

講演会や支援現場でも「過去よりも未来の話を」とお伝えすることがあります。これは過去を考えなくていいと言っているのでもないし、なんでも「将来のため」と考えたらいいと言っているのでもありません。過去の情報はとても大切です。例えば、何か困ったことが生じている時に、一体何があったのか、その原因は何だろうかを考えたり、困っていない時間はなかったかを考えたりは、とても大事です。でも、何のためにこうしたことを考えるかというと「これからのこと(=未来)を考えるため」なんです。

もちろん、綺麗事だけじゃなくて、実際の支援現場や生活場面では頭を悩ませることも少なくありません。時に疲弊したり、何とかご自分を奮い立たせておられる方々もいます。そうした時に、ぼくの立場として考えることは一緒に疲弊することではありません。一緒に悩みますが、その上で「これから具体的にどうしていきましょうか?」と前向きに考えていくことです。

チャレンジや目標を考えるのも、未来につながること、前向きなことだからなのかもしれない、思った新年でした。

皆さんは、どんな1年にしたいですか?

大変な時も、苦しい時間も、心身ともに休まらない時間もあるかもしれません。それでも、この記事を読んでくださっている皆さんにとって、1日1日が充実とまでいかなくても、「まぁまぁかな」とか「悪くないかもな」と思えることを願い、応援しています。

補足はVoicyの配信をお聴き頂ければと思いますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!

佐々木康栄

オンラインサロン「みんなで考える発達障害支援」

クラウドファンディング

▼9月に大阪にて講演会をさせて頂いた「一般社団法人泉大津・発達支援勉強会Lien」さんが、「大阪府泉大津市、及び、泉州地域である近隣市町村一帯が、発達障がいや多様な子どもたちにとってより過ごしやすい地域に」を目指して、クラウドファンディングをされています。特に、4月2日の世界自閉症啓発デーでは、世界中がブルーライトアップされます。これは色々な人に目を向けてもらうための活動でもある一方で、それだけ予算がかかります。

そのため、どの地域でもできるわけではありません。今回、泉大津市内のブルーライトアップをしたい!という想いを叶えるためのクラウドファンディングです。目標金額は220万円です。ちなみに、これは行政と一緒に取り組んでいるものなので、「ふるさと納税」として寄付ができます。

ぼくも応援メッセージを出させて頂いています。どうか皆さんも応援していただけないでしょうか。

皆さんの応援が力になり、その力が地域を進める行動になり、その行動が当事者やご家族の未来になります。

一緒に地域の未来を変えるお手伝いをしてくれませんか?

セミナー情報

▼TEACCHプログラム研究会 第16回実践研究大会 in 東北・東京・熊本・鹿児島 「共に学び 成長する 熱い冬」

ぼくは仙台会場にいって、一丁前にコメンテーターというのをさせて頂きます!翌日にはTEACCHプログラム研究会東北支部主催でイベント「自閉症支援の未来会議 in 仙台」も開催しますので、2月10日(土)、11日(日)はご予定の確保をお願いします!

▼会員限定動画▼

これまで、会員の皆さんには限定のコラムや動画を配信してきました。現在下記のような動画を配信中です。閲覧にはパスコードが必要です。何度かメールでご案内しておりますが、もし会員の方で「パスコードがわからない!」という方はteacch.tohoku@gmail.comまでご連絡ください。

▼会員限定コンテンツ▼

現在、会員限定の質問フォームを設けています。匿名にしようかとも思ったのですが、会員の方からのご質問であることを確認するためにお名前のご記入をお願いしたいと思います。ご質問については、全てにお返事できるわけではなく、会員の皆さん全体にとって有益だろうと思うものを中心に取り上げて、限定コラムなどで書いていきたいと思います。

▼その他▼

ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!

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