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寝ている時にビックとなる感覚は?原因は?

うとうとしかけたところで落下感を味わうのは、電車の中で居眠りしているときだけではありません。授業中や仕事中でも、夜ベッドの中でも、眠りかけたときにも起こる現象です。実際には落下していないのに落下感があるため、身体が無意識にビクッと動き、腕や足が人に当たったり、物を倒してしまったりすることもあり、気まずい思いをしたことがある人もいるかもしれません。

この無意識に起こる筋肉の収縮は「ジャーキング」という現象で、人間だけでなく、犬や猫にも起こります。病気ではないため特に心配は要りませんが、身体が疲れているときに起こりやすいため、ジャーキングが起こったらできるだけゆっくり身体を休めるように気をつけた方がよいでしょう。

原因は?

ジャーキングの詳しい原因は、今のところ明らかになっていません。考えられるメカニズムとしては、脳のまちがった指示が挙げられます。

人間は、覚醒から睡眠に入るちょうど境目にいるとき、脳は休息を求めて緊張から解放されようとします。そのわずかな時間は、脳が不安定な(混乱した)状態になりやすく、体に向けて「誤作動(誤った指令)」を出すことがあります


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