お年玉付き年賀はがきは誰が考案したの?
現在も続くお年玉付き年賀はがきは、1950年のお正月用として前年12月に初めて売り出されました。その仕掛けを考え付いたのは郵政省ではなく、京都に住み大阪・心斎橋で仕立て屋を経営していた林正治さん。
当時42歳の林さんは、画商を通さず個展で絵を販売する画家としての顔も持ち、アマチュア画家クラブの京都幹事長も務めていました。広い人脈を有し、「牛乳の栓抜き」など多くの特許も取得したアイデアマンだったとか。
第二次世界大戦中に郵便局での取扱いが中止されていた年賀状は、戦後の1948(