蝶形骨はほぼ頭骨の中央にあり、文字通り蝶のかたちをしている。目に入らぬところに蝶がいる神秘といったところになるが、この骨盤と相似律の蝶は微かに舞うことができる。小脳の肥大化で、人がサナギ以降の道に過度な恐怖を感じるようになって久しいものの、羽化の道は眼前にあるのではないだろうか。
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