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#未来のためにできること
おなかの中のきみに贈る #未来のためにできること
きみが生まれてくる日まで、手紙を書いている。おじいちゃんの形見の万年筆で、おとうさん愛用の原稿用紙に。手書きだから、読みにくいでしょう。それでも、きみには自分の字で残したい。だって、機械の字ではいのちを伝えられないから。
五十音はおもしろくてね。そのひとつひとつが神さまなんだ。だから、これは手紙というよりは祈りに近いのかもしれない。
未来への手紙をすすめてくれたのは、きみのおかあさん。そ
【御礼】「文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023」グランプリ受賞
お蔭様で上記の「文藝春秋SDGsエッセイ大賞2023」のグランプリを頂戴致しました。日頃から記事を読んでくださっている皆さまに深く感謝申しあげたい次第です。有り難うございました。
実はここ二十年ほど、本名にも「草」の字がはいっているため、「草ちゃん」なるあだ名で呼ばれてきました。今回「草マルチと農福連携」という何ともニッチなテーマで草したのですが、そんな私が草の記事で評価いただけたこと。妙に嬉し
【グランプリ受賞記事】僕らはひたすら草を土に置く #未来のためにできること
夏の農作業はほぼ除草という畑も少なくないが、僕らもひたすら草を刈った季節であった。そして、その大量に刈りとった草をこちらもただひたすら畑の土の上に置いていった。自然農界隈では、この作業を草マルチ敷きと呼んだりする。
マルチというのはマルチシートの略で、よく畑にビニール製のカバーがかけられているのを見たことがないだろうか。あれのことである。雑草や害虫の予防になる他、畑の保水効果も期待できるので