4000文字で、本「原稿用紙10枚を書く力」まとめを書いてみた。あっ、文字数オーバーした。それだけ伝えたいこと。
この本を読む前に
本を読む前に、どうしてこれを手に取ったのか?を考えます。
文章力について知りたいから。
増補新装版だったから。
これに沿って記事をまとめていきます。
文章力について
第1章から学んだことは「編集力」
この文章を読んで、書く前に
①イメージワードを決め
②3つの核をつくり
③3つをつなぐのか!?と思わずメモをしました。
だって、いつも頭の中に浮かんだことを
すぐに、だだもれして書いていたから。
とにかく、『3』を意識することを学びました。
なるほど、
確かに1000文字ぐらいならさらっと書けますが、
原稿用紙10枚=4000文字を書くとなると
書き手にはまとめる力が必要です。
さらに、読み手に優しくあるために
わかりやすく文を整えてあげる必要があるということですね。
心を動かす気持ちは残したまま、理論的に文を構成する。と。
(いや、これ難しくないですか?右脳と左脳をフル回転)
まぁ、少し不安を抱えつつ次を読み進めます。
はい、齋藤先生!私これからも読書し続けます。
で、その「書く力」をつけるための本の読み方とやらを教えて下さい。
えっ、その偉大な作品は、かの有名なドストエフスキーですか!?
あ、名前は知っています。
でも、ちょっと保育の分野ではその方はあまり出てこなくて……。
やっぱり、ちょっと敷居が高そうなので、保留にさせて下さい。
私、古典は気合をいれないと読めないので。
!?
いきなりお叱りが!
そうですよね、難しいからってドストエフスキーさんに罪はないですものね。そんなことしたら、私に罰があたりそうです。
ふむ。
つまり、第1章で大切な事は、
書き手は3つの伝えたいことを核にもったうえで、
文章を公共のマナーを守って、用法容量を守り、正しく書きあげる。と。
それって編集者の目線をもって書くってことなのかも。
第2章から学んだことは「達成力」
なんだか、第1章を遊びすぎて長くなってしまったので、ここはさらっと。
(校長先生の朝礼のお話は長いと聞いてもらえない)
そうなんですよ!齋藤先生。
うちの子も、読書感想文とか絵日記とか苦手で。
こういう話を待っていました。
もちろん、私もこのnoteに役立つようにって
思いながら読み進めていますよ。
ちょっと、ドストエフスキーさんは
堅物の叔父さんみたいでとっつきにくいだけで、
こういう身近な話題を求めていたんですよ。
ほぅほぅ。気づきの喜びか。
子どもに教える時は3色ボールペンで線を引かせて、
核となる赤い所をとらえた上で、緑でオリジナリティを。
これって、緑色がその子の個性を表している気がします。
その本のどこが一番彼に響いたか?
これをちゃんと文字にすれば、
今まで先生に見せるためだけに書いていた文に
自分の想いがのりそうな気がします。
よし、次の夏休みの宿題はどん!っとこい。
これができたら、子どもたちはすごく達成感が得られそうです。
第3章から学んだことは「っぽさ」
たしかに。そうですよね。
noteに書いてきた私のエッセイ的何かは
私にとって意味のあるものだけです。
たまーに、誰かの心に響いているみたいです。
でも人に読んでもらうって、もっと努力がいりますよね。
どうすればいいんですか?
なるほど、生命力か!
って、ちゃんと生きてますよー。
だから、ここで書いてますよー。
しっかりと構築された文章が書けるようになったら……?
大変です。数学Aの問1の解き方がイマイチだけど、
次の問2に進んでしまいました。
でも、私より格段に賢い読者の方々は
そのまま齋藤先生の引用から学び、ぐっと飛躍していってください。
ここで、生命力の解答がでました。
その人らしさ。「っぽさ」ですね。
あの人がここに〝いる”だけでわかる独特な雰囲気。
文章でいうと、村上春樹っぽいとか。
夏目漱石っぽいとか。
あぁ、何かわかります。
本屋で小説を選ぶ時に、
この作家さんの作品は読みやすいなと思ったやつは
自分の中のリズムと合っている感じ。
演奏を心地よく聞けます。ピアノでも、
バラードが好きな人とポップが好きな人と好みがあります。
私は、ポップ派ですがこれも私の問題で
私の受信力をあげたら、バラードも心地よくなるのかもしれません。
第1章で「編集力」
第2章で「達成力」
第3章で「っぽさ」を学びました。
続いて、この本の気になるまえがきに迫ります。
増補新装版って何?
新装版っていいように見えて、
中身はそのままでパッケージを変えた商品のことです。
でも、増補版は内容が追加されています。
要するに、おまけつき。
私は、お得なおまけに目がないのです(笑)
この本自体は2004年10月に単行本として出たそうです。
最初の22ページもあるまえがきが追加のおまけ部分。
そこには、
生成型AIが、「書く」ことの状況を大きく変えている――。
と始まります。
これChatGPTのことです。2023年の。
19年前に書かれた本ですが、
それでもこのまえがきをつけてまで再発行されるのには、
それだけ現代の私たちにも「書く力」が必要で、
やっぱり大切という事なのでしょう。
齋藤先生は〝知的タフネス”と表現していました。
このまえがきだけでも読む価値ありです。
文章力を鍛えるおすすめ本5冊
本書では巻末に文章力をあげるための
おすすめ本が150冊も紹介されています。
ここも巻末なので、おまけにあたりますが、
ぜひ手にとって見て頂きたい!すごいから。
ただ、この記事では
ドストエフスキーさんで目をつぶった私でも読めそうかも?
と引っかかった5つだけピックアップしておきます。
2024年には、手に取れるといいな。
①書き方の基礎をおさえる
②豊富な語彙を吸収する
③起承転結を学ぶならこれ!
④引用力がすごい名著
⑤ものの見方の角度をいただく
まだまだ、気になる本は沢山あります。
これだけでも気になる方は、ぜひこちらの本を読んでみてください。
長文、読んで頂きありがとうございました。