見出し画像

「食道楽」の名物コロッケ@犬山

食欲の秋といえば秋刀魚ご飯、焼き松茸、栗きんとんなどを思い浮かべる方も多いでしょう。もうすでに食べている方も多いはず。

では、ご当地グルメはどうでしょう?
地元の食材って食べ飽きていてつまらない……なんて人もいるかもしれませんが、そんなことはなく割とリピートされている家庭も多いのでは。

名古屋でいえば、献立いろいろ味噌(甘く味付けされていてどんな料理にかけてもいい調理みそ)や、スーパーでも買えるスガキヤのラーメンは重宝しております。

そんな中、ちょっと異色のご当地グルメをご紹介。
本好きの方、歴史好きの方は一度は食してみるといいかもしれません。

じゃん!

正式名称は「コロツケー」

え?
ただのコロッケ?
いやいや、ただのコロッケだと思ったら大間違いです。

これ、「食道楽」っていうレシピ本から再現された時空を超えたコロッケなのです!
「食道楽」というのは、明治時代のベストセラー本。なんと、世の奥様方に50万部も売れたとか。恋愛グルメ小説なんです。(知らんかったけども)

(まぁ、コロッケ300円とかちょっと高いよなぁ)なんて思いながら1つ食べてみたら、なんとデミグラスソースの味がしてね、結構濃厚だったの!外で食べている解放感も手伝って「これ!やばっ。おいしい♡」って1人でつぶやいてしまいました。

他にも菜の花コロッケとか、芋コロッケとかもありました。個人的にはデミグラスソース入りのコロッケなんて作ったことも食べたこともなかったから、大ヒット!(それに、自分でこれ作るの……大変ですし)

世の中には、本からうまれたレシピが色々あると思います。それこそ、絵本「ぐりとぐら」のパンケーキとか、「ノンタンのたんじょび」のクッキーとかいろいろ再現されています。

でも、ぶっちゃけ自分で作るってなると(めんどくさい……)なんて気持ちが出てきたり(うまくつくれないかも、失敗は嫌よね)って気持ちがうまれてしまいます。だからこそ、もうできている間違いないものを買っちゃいましょう。コロッケ300円。時空を超えたお値段にしては安いでしょう。

と、いうことで今回は愛知県犬山市にある明治村の中のコロッケを紹介しました。他にもいろいろな明治のグルメを体験できたり、あの有名な夏目漱石のお家を見学できたりと文学に興味のある方は、学びの深い施設となっています。名古屋駅から直行の高速バスで約1時間半ぐらいなので機会があれば、このコロッケを味わいに秋のプチ旅行はいかがでしょうか?


明治村の食べもの

#ご当地グルメ


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集