「新年の目標の"質向上" & "達成" の夢は、どうすれば叶うか」を真剣に考察する話 - その1
新年も早いものので一ヶ月が過ぎようとしています。
今年の目標の進捗いかがでしょうか?
誰しも一度は立てるであろう「今年の目標」ですが、
例にもれず、@kodomoebina も 先日の記事で書かせていただきました。
正直この種の目標って、こう言った問題が起きがちですよね。
・立てたいいけど、年末に振り返ると全然達成できてない。
達成度が迷子に。
実は、私も、この種の目標を毎年立てては、なかなかうまく達成できない...を繰り返していて、なんだかんだで難しさを痛感しています。
そうこうしていると、地味にTipsも溜まってきたので、
今回は「目標を立てる・達成する」について書きたいと思います。
(タイトルは新年になってますが、新年に限らず)
前説:目標と抱負の違い
余談ですが、「目標」と似たような言葉で「抱負」がありますが、使い分けご存知ですか?
この問いの答えが、Yahoo!知恵袋 さんにあるので、是非見てください。時間がない人のために私なりの解釈をかくと、
・目標:将来的になりたい姿、状態
・抱負:目標を達成するための(仰々しい)Todo
こちらもよく言われますが、「目的」と「目標」も混同しやすいのですね。一応、私なりの解釈をつけておきます。
・目的:なりたい姿のうち、「最終的な到達点」
・目標:なりたい姿のうち、目的を達成するためのマイルストーンとなる「通過点」
1. 目標の「質」を高める
"目標"と"抱負"の違いがわかったところで、今一度目標の「質」に目を向けましょう。
目標の質を高めるためには、大きく以下の二つが主なTipsだと考えています。
(1). "目標を達成した先" を意識する
(2). "達成基準"を明確にする
それぞれについて簡単に解説していきます。
1-(1). "目標を達成した先" を意識する
前述の通り、目標はあくまで「通過点」です。
つまり、その先の「目的」、いわゆる目指すべき到達点があってこそなものです。
過去の経験ですが、ダーツにはまっていた時に、
こんな目標を立てていました。
ダーツのプレイヤー階級で「上級」クラスになる
(※ある程度わかる人向け:ライブRt.10)
その年は達成できませんでしたが、現在達成しています。
達成してみて思ったことが、「最終的にどうするの?」でした。
冷静に考えると、ダーツがどんどん上手くなったとして、
「その結果何があるのか?ダーツプロにでもなるのか?」
となるわけです。
はっきり言ってこのレベル(※)では、ダーツのプロはもちろん、ダーツで稼ぐなんて夢のまた夢なわけです。
(※:独り言)
"ライブRt.10"というのは、ダーツ界隈では上手さの偏差値:52ぐらいなので、はっきり言って割とボリュームゾーンなんですよね。
なんていうか、ダーツを特技ですって言える最低ラインという...カラオケの採点でコンスタントに90点取れますぐらいな...
得られたものは、"達成感"という自己満足ぐらいです。
せっかく時間を費やして達成した目標が、それではもったいないですよね。
(余談ですが、僕はこの目標を達成するのに3年以上かかりました。)
別の経験で、振り返る時に「この目標達成してどうするんだ?」となってしまうと、急激にモチベーションを削がれます。
日々、色々忙しかったりするので、"やらない理由"を自分に与えてしまうことにもなるのです。
先を見据えた目標の方が達成した甲斐がありますし、なんだかんだでモチベーションが継続するんですよね。
というわけでこのセクションをまとめると、
・目標の先を意識することで、目標の"質"を高められる
・目標の質を高めると、達成するモチベーションが持続できる
1-(2). 達成基準を明確にする
信じられないかもしれませんが、目標を振り返る時、達成基準があいまいなために、達成してるかどうかがわからなくなる。
ということが、冗談抜きでしばしばあります。
このセクションでは、過去の目標例から、目標を立てる上でのテクニック的なTipsを解説していきます。
目標例1:体脂肪率を一桁台にする
一回、一桁台になったら以降は増えてもいいのか分かりづらいですよね。
(普通はキープですが、解釈の仕方という文脈で...)
なので、「いつ時点で、どんな状態なのか」を明確にするべきです。
目標例2:布団の中でスマホをいじらない
この目標の問題は「回数・頻度」が定義されていないことです。
さすがに一度もいじらないは現実的に無理です。
つまり、ある程度許容する基準があるはずで、数値で許容する回数を明確にするべきです。
※
余談ですが、この目標は正確には「抱負」に該当します。
私の目標ではないので推測になりますが、恐らく目指した姿は、以下あたりかなと。
------ (目指した姿の仮説) ------
・十分な睡眠時間をとり、仕事でのパフォーマンスをキープ
・起床後にすぐ行動する習慣をつけることで、一日の活動量を増やせるようにすること
----------------------------------
最後すこし話が反れましたが、まとめると
・「いつ時点で、どんな状態なのか」であれば、達成なのかを明確にする
・「頻度・回数」などを数値を織り込んで定量化する
2. ありがちな失敗と対策のCase Study
このセクションでは、割とサクサクめに目標達成できない失敗と原因を考察していきます。
2-Case1:立てた目標を忘れる
振り返って見ると行動していない人は、このパターンです。(当たり前ですが)
類似ケースとして、「気付いた時には達成が困難になっている」というのもあります。
原因は、主に以下の二つが上がるかと思います。
・原因1:目標の数が多すぎる
・原因2:達成重要度が低い目標になってしまっている
(=達成の優先度が低くなっており、そのうち忘れ去られる)
これらの原因に対しては、それぞれ以下の対策が必要です。
・対策1:目標の数を大胆に減らす
・ポイントは、「重要度が高い目標にフォーカスする」こと
・良い例:キャッチコピー的な目標1つだけにする
・対策2:定期的に振り返る
・最低でも半期に一回は振り返る機会を設ける
・一人だとサボるので、"人と一緒に目標を立て、かつその場で無理やりスケジュールする" なんかがおすすめです。
2-Case2:背伸びしすぎた目標を立てる
これも本当によくあるのです。自分も嫌と言うほど経験しており、振り返ると、目標と実績の乖離度合いが恥ずかしくなるほど。
・原因3:未来の自分の処理能力を過信してしまう
対策としては、以下の二つが有効です。
・対策3-1:ハードルを数段階下げた「必達目標」を設ける
・対策3-2:当初計画していた目標を「努力目標」とする
2-Case3:進捗がわからなくなる
これもよくあるパターンです。
主に、「達成までに複数回その行動をとる必要がある目標」が該当します。
例)本を10冊読む
→ 現時点で何冊、目標達成まで残り何冊がわからなくなる
・原因4:「こまめに進捗を記録しないこと」
・対策4:進捗が記録しやすくなるツールを活用する
→ 長くなったので、おすすめのツールなどは、別記事にします。
と言うわけで、長々と読んでいただきありがとうございました。
次回は、目標達成をサポートする"ツール" を考察します。
乞うご期待!
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