【不登校になった本当の理由】下痢と便秘とおならに生活を支配される件。
さて、昨日の投稿に続き…学校へいけなくなってしまったお子さまのお話と、その対策について。今日はお腹の不調が原因で通学ができなくなったお子様の話を取り上げます。これ、お子様だけでなく大人にもとっても多い症状。「下痢と便秘とおなら」です。
■具体的にこんな症状…
・頻繁な下痢
・極度な腹部の膨満をともなう便秘
・便はでても残便感がありガスを我慢することで起きる腹痛
だいたいの症状はこんな感じ。下痢やおならをひたすら我慢しすぎて倒れるお子さんもいたりします。幼児の頃から腸の不調がある場合、親もお子様の身体の状態を把握しやすいですが、ある時期から急に腹痛を訴えるようになることがあります。
ストレスからの自律神経の乱れが主な原因と考えられていますが・・・長く(三ヶ月以上)状態が続くようなら、過敏性腸症候群(IBS)、もしくは
小腸内細菌増殖異常増殖(SIBO)になっている可能性もあります。
過敏性腸症候群の場合、名前だけ聞くと恐ろしい病気のように思いますが、腸そのものには何の問題もなく、
・腸が過敏で痛みを感じやすい
・便をだすことですっきりする
…という特徴があります。こうした症状がある場合、一度医療機関は受診しておきましょう。
いずれの場合もお腹のトラブル解消するためにできることがありますのでご紹介しますね。
■①よく噛み早食いをしない!
ズバリ、食事は良く噛んで早食いしない!これです。
お口の中に入った食べ物はかみ砕かれて胃に入り、様々な消化酵素で分解されながらドロドロの液体として小腸へと進みます。そして小腸でほとんどの栄養素(糖・タンパク・脂肪)が吸収されるのですが、よく噛まずに食べたり早食いの場合、小腸での吸収がおいつかず大腸に流れこんだり、未消化の食物が大腸まで到達してしまうという事態になります。すると大腸にある腸内細菌の餌となり異常発酵が始まり、おならの元になるガスの大量発生がおこる・・・というストーリーです。
なのでともかくよく噛み早食いしないよう気をつけましょう。
イラスト:イラストAC様
■②苦手な食材を見つける
世の中的には良いとされているものが自分にとっては負担になっていることがあります。
この食材を食べると下痢の回数が増えるとか、 やたらお腹が張って苦しくなるとか。
それを知るために、『食べたもの日記』をつけてみること…これ、大事です。ざっくりでいいと思いますよ。スマホにメモっておきましょう。
ちなみに、私は12歳で肺炎を経験した後、人生腸に支配されていると言っても過言ではないくらい自分の腸に振り回されています。
自分の苦手を知ることでお腹の状態はかなり楽になります。
私の場合、苦手は豆類と繊維系きのこそして小麦パン、食べ合わせにも気をつけています。きのことこんにゃくを一緒に食べたりすると絞られるくらいの腹痛になります。こうした苦手食材は極力食べないようにするのが大事。
日記をつけることで、割と早めに苦手を見つけられます。
また最近の研究では、ある食品群を避けてみると改善する例が多いと言われています。が、あくまでも個人差があるのでご参考まで。
■③ツボ刺激をする
はい、ここで東洋医学の登場です。
消化器系に問題があると、当然ですが栄養の吸収がぱっとせず、疲れやすくエネルギー不足となりがちです。
そんな消化器系の働きを助けてくれるツボです。
⭐︎中かん(ちゅうかん)
みぞおちとおへその真ん中にある
⭐︎天枢(てんすう)
おへその指3本横にある
⭐︎関元(かんげん)
おへそから指4本下にある
動画でもご覧ください!
患者さん役はリラックマです。
ツボをとんとん刺激もよいですが、消化器の働きを助けることを目的とするならばーーー火のエネルギーの力を借りて刺激したい!…ので、できれば市販のものでも結構ですので、お灸を使用していただきたいなぁと思いますね。
ぜひやってみてください、身体が反応してくれると思いますので!
■色々な対策で、健康的に胃腸を保とう!
という方法で、お腹の不調に関しては簡単に始められる対策がございます。ぜひやってみてくださいね。
同時に、食について詳しくお勉強する場も設定!
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