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こどものけいれん・・・どうしたら?

いきなりこどもがけいれん!!!
目の前でいきなりこどもがけいれんすると
どんな親御さんも慌てます。

とっさのときに慌ててしまって対応ができなくならないようにけいれんについて「知ってほしいこと」をお伝えします。

★けいれんの原因は様々ですが、ほとんどの場合は10分以内で落ち着くことが多いです。
ただ、1時間以上続くと脳に影響することがあります。慌てずに対応しましょう。

★こどものけいれんで1番多いのは熱性けいれんといって、熱が上がってけいれんを起こす病気です。
「熱の原因が脳炎や髄膜炎ではない風邪などでけいれんを起こす」と熱性けいれんと言われます。熱がでて24時間以内に起こることが多いです。

★けいれんが起こった場合
ーやめてほしいことー
舌をかまないように!と口の中になにかを入れることは絶対にやめてください。
けいれんと同時に吐くこともあるので、口に何か詰めることで呼吸が出来なくなり、危険です。
また、大きな声で呼びかける・体を大きく揺さぶるなどもやめましょう。

ーやってほしいことー
①こどもの周りに危なくない状況をつくります。
けいれんしているこどもは、自分の意思で動けません。
けがをしないように、周りを危なくない環境にしてください。

②呼吸の状態を確認してください。
呼吸が出来ているかを確認します。また、けいれんと同時に嘔吐してしまうこともあるので、ゆっくり左右のどちらか向きにしてください。

③できればお持ちの携帯で動画を撮ってください。
難しいようであれば、けいれんしてから何分たっているか・けいれんの状態(目がどこを向いている、手足の状態は左右差があるかどうか等)を確認します。

ここまでやっていただいても、けいれんが持続している場合は救急車を呼んでください。
このときに救急車を呼んでも1時間以内には医療機関に到着出来るかと思います。

また、けいれんは落ち着いた場合でも、その時に医療機関の受診をおすすめします。まれにけいれんがその後も起こるケースもあります。

おこさんがいきなりけいれんをしてしまうと、
どの親御さんは慌ててしまいます。
ぜひお役立ていただければと思います🌞

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