説明会後のアンケートをうけて
先日、行動管理の説明会を開催しました。
開催後のアンケートをお願いしたのですが、本日はそのアンケートをもとに
お伝えします。
参加してくださったママからのご意見です。
動機としては、「おこさんに活用したい」と感じて興味を持ってくださったママもいらっしゃいました。
当然おこさんのことを心配して
(宿題やらないのを、やるようになってほしい)
(自分のことを出来るようになってほしい)
など、自立できるほうがこどものためと思われるのは当然のことです。
おこさんにも活用していただけるスキルなので、
ママへの説明会や投稿を日々しているわけですが、
基本的に自分に出来ないことを子どもにできるようになりなさいは
あまりに理不尽かなと思います。
サッカーやピアノをママは出来なくても、出来る人に教えてもらうという
観点でいうとわたしがおこさんに直接お伝えすることは可能です。
ただし、わたしが毎日接点をもてるわけではないので、かなり限定される年代のお話ができるおこさんに限定されてきます。
だからこそいつもとなりにいるママ自身がスキルを身に着けて活用していただくことが1番おこさんの成長のためには早いと感じます。
説明会の中で「まずは目標設定をしましょう」とお伝えしたわけですが、
大げさになにか目標をきめなければ・・ではないです。
ゴールがないのに永遠に走ることがしんどいように、
「こういう自分でありたい」
「いつまでにこうしたい」など自分なりのゴールでいいのです。
おこさんにこうなれる子になってほしい
まずはそのために「自分にできることはなにかを決めよう」
それが短期目標でも問題ないですし、自分の思う理想でも構いません。
他のママからも「帰宅してからスムーズに寝るまでの時間をなんとか早めに寝かせたいけどうまくいかない」というご意見を耳にしたことがあります。
まずはママ自身がしっかりタスク管理を決めること、
そこにこどものやることを盛り込んでいき、21時までに寝床に入ることが
ゴールであれば、そのためにどう動くか、どう動いてもらうかを考えるだけで済むわけです。
ママ自身でもどうしていいのやら・・の状態ではこどもに「こうしてみよう」を言うことは難しいかと思います。だからこそおこさんよりもまずママ自身に自分はどんなペースであれば1番楽に入眠までの行動をできるのかの見直しが大切かなと思います。
どうしても他者に「こうあってほしい」と思うとき、自分より他者へ目を向けがちです。まずは自分の行動を見直してみる、その上でこどもはどんな行動であれば21時までに眠れる状態になるか、そして子供自身にも理解してもらう必要もあります。
例えばわたしであれば、ワーママでこどもを21時に寝かせたいという希望があった場合、まずは自分自身の帰宅してからの行動を見直します。
18時に帰宅して、食事の支度・洗濯などの家事をこなし、こどもに夕食をたべさせ、20時にはパパが帰宅するので子どもと一緒にお風呂に入ってもらい、21時には歯磨きを終わるよう声掛けし、布団に入るよう声掛けする。
こんな感じだったかと思います。
自分のタスクをこれ以上増やすと疲弊するので、
こどもが帰宅して宿題も終わっていない状態だから夕食やお風呂が遅れるのであれば、こどもに「宿題やりなさい」とは言わずに、夕食の準備をしながら「ママにも宿題教えて。ママもあなたと同じ勉強もう忘れちゃったから教えてほしい、やってみたい」をこどもに教えてもらうことをお願いします。
ながら「教えて」です。
えー、今YouTubeみてるのに
ゲームしてるのに
こどもも自由な時間はほしいのは親と同じ。
せっかく好きな時間を過ごしているのにママに「教えて教えて」「ほらやろう」と言われるわけなので、不満にもなるでしょう。
親がこどもにこうしてほしいと考えるように、こどももこどもで親にこうしてほしいはあるわけです。
それなら、ごはん終わったらやろうよ、ママやりたいもん
ゲームやYouTubeはこども自らやりたいことなのでひとりでも進んでやる、宿題が後回しになっているのであれば、宿題はめんどうかやりたくないことなので、声掛けして一緒にやろうにしてあげたらいいわけです。
わたしもそうですが、やりたくないことでもしぶしぶやるのは重要性を理解しているか、誰かと一緒なら仕方なくやるかなどの理由づけが必要です。
声かけも理由づけのため。
優先度の低いやることをやれないのであれば、なにかしらの理由があったほうがやる理由になります。
ママとの時間はこどもにとっては嬉しい時間です。
まずはママに行動管理、自分で自分がやりたくない、気が進まないことをやるときにどんな状況ならしぶしぶやるか、楽しくやれるかを考えてほしいのです。その思考と行動が身についていれば、こどものやらないを「やる」に変えることはできるわけです。
自分で自分のテンションを上げるためにいつも何してるかな
この子は何で喜ぶかな
どうしたら楽しくやれるようにこの子バージョンの対策はなんだろうな
自分の場合を子どもに置き換えて活用していただき、
これでもダメか、と思ったら別の方法を考えてやってみるの繰り返しです。
ちなみに我が子の場合、宿題はわたしの帰宅時にはいつも終わっていました。
なぜならわたしがいつも「ママにも教えてよ」ということで、
(毎回ママに教えるのめんどくさ、それなら先にやっとこ)と
ママに教える時間が面倒なのと、自分の遊べる時間をママに邪魔されて宿題を教えることを回避するくらいなら終わらせるという手段をとってきたわけです。賢い我が子たち。
わたしは本気で「一緒にママもやりたいよぉ」と思って声掛けし、
宿題をやるこどもの隣で「え、これどういうこと?」「えー難しくない?」などとなりで言うことがうざかったのでしょう。
わたしにとっては嬉しい時間だったのに・・・。
なのでわたしは「宿題やったの?早くやりなさい」と言った経験がありません。明日の準備したの?と聞いてはいましたが、やってるかどうかの確認もしていません。なぜなら自己責任です。忘れ物をしても自分のせい。こどもが自分のことを自分でやることは自分のためなので、わざわざ過介入して子の成長を邪魔する権利はわたしにはありません。
こどもにこうなってほしいがある場合は、まずはそのために自分はどうあればいいのかをしっかり行動ベースで確認してもらい、その上でこどもの成長をみながらこどもにも教えていくのが早いかなとは思います。
ざっくりとしか分かりませんが、もう少しおうちの状況もわかれば
細かくお伝えすることは出来ると思うので、
こどもの行動で不安があるママは個別でお話できればなと思います🌞
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