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こどもの鼻アレルギーについて

鼻粘膜でアレルギー反応がおこり、水様性鼻水、鼻づまり、くしゃみなどがおこります。アレルギー皮膚炎や小児喘息の既往がある学童のお子さんに多いです。
今日はこどもの鼻アレルギーについてお伝えします。

★原因
通年性の症状の場合、ハウスダストやダニが多いです。
季節性の症状の場合、2~4月はスギ、3~5月はヒノキ、4~6月はカモガヤ、9~10月はブタクサの花粉が代表的な抗原です。

★症状
くしゃみ、鼻漏、鼻づまり、鼻をこする、結膜浮腫、充血など。
重症例になると頭痛や睡眠障害、学習障害がみられることもあります。

★検査
鼻腔内所見では鼻水や鼻の腫れなどを診察します。
血液検査・鼻汁好酸球検査・皮膚テストなどを行います。

★治療
抗原の除去と回避が治療の基本となります。
抗ヒスタミン薬、ステロイド点鼻薬などの薬物療法を行います。
スギ舌下免疫療法を行うこともあります。

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