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小平 崇史
2020年9月11日 16:04
俺は考えていない?絵を描く時。俺は線を描く前に何にも考えないよ。と言われる方がおられると思います。何となく慣れた手付きでさっと描けてしまう。俺は何も考えていないのでどのような考えで描いているか説明しろと言われてもできませんよという人もいます。なるほどよくわかりますが、大変失礼ですがそれも考えているのです。このようなことを言うと困惑されるかもしれませんが、それ以前から既に困惑している人たちを助
2020年9月11日 03:05
誰でも魅力的な線を引くことができるたった1本の線の中にもとても大切なことが沢山詰まっています。そこを覗いてみた時に駄目な線や無駄な線など1本もありません。線はその人の生きる姿そのものですし、その人のことを沢山物語っています。それを見えなくさせてしまうのは褒賞や成績評価です。誰でも魅力的な線を引くことができる。つまり誰の線にも実は魅力があります。そこに優劣をつけてしまうことが話をおかし
2020年9月11日 02:47
特別な才能を信じている人ごめんなさい自分には他の人にはない特別な才能を持っていると、それを自分の心の支えにしている人には大変申し訳ないですが、絵の世界にそのようなものはありません。本当に申し訳ありません。特別な才能と言う認識は諸刃の剣です。それを信じる人の心を一時的に救うと同時に不可解で意味不明な状況を生み出し、かやの外に出されたその他の人の心を引き離します。当の本人も正直不可解さをぬぐい
2020年9月11日 02:34
手の動力性能手は人間の動力性能の粋が集まっている所です。車の動力性能については詳細に明らかにされていますが絵を描く時の人間の動力性能は明らかにされていません。車は各メーカー競って動力性能を上げる為に尽力しますが、絵の世界は動力性能を上げる為に尽力していません。車は人が作った人工物。手は自然物。人類が人間の動力性能を上げる事に関心がないのかと言えば違います。陸上などのスポーツを見ればど
2020年9月9日 18:10
自由奔放な線人が自由奔放に線を描いたら描かれた線には色んな魅力が現れます。イメージや計算、思想、考え、衝動や気分や体調、感情、その人の身体の大きさなど・・。線をただの線として浅く見れば何も見えてきませんが、深く見れば無限に価値が噴き出すものです。自由に絵を描くことは本来誰にでもできることです。私は絵も文章と同じように皆が吐き出せるだけ吐き出せるようになった方がいいものだと考えています。
2020年9月8日 12:18
「自由」とか「自由にのびのび」私はこの2つの言葉はアートの世界と学校で安易に使われていると思います。正直、どこが自由ですか?と思います。余りに制約だらけで、自由と言わされているだけで、自由ではないけれども大人の振る舞いとして自由と言わせるためのツールとして利用されているだけで、本来の機能をまったくしていない言葉だと思っています。その思いと同時に「自由」「自由にのびのび」とは人類が必ず手に入