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🇲🇹#1 格安航空で行くマルタ

こんにちは。

だいぶ時間が経ってしまったけど、というかほぼ1年経ってしまったけど、去年の夏の話。

仕事の関係でイギリスはケンブリッジに長期滞在している間、家族 (妻と子供2人) が遊びにきた。世間はバカンスシーズンということもあり、1週間の夏休みを取ることにした。

行き先はというと、ヨーロッパで夏を満喫できる × 小さい子供がいても大丈夫そう × 日本からは行きにくい場所 という条件でマルタに決めた。いや、実際に決めたのは妻で、行き先はここ、ホテルはここ、あれをしてこれをしてご飯はそれを食べる、とつらつら聞かされて、僕は何の情報もなくはいOKと言うだけ。これは大体いつものことで、こんな決め方でいいのかなと思わなくもないが、でもまあ妻の選球眼はなかなかのものだし、僕は下調べせずに旅行するのが好きなので、これでいいのである。

さらに今回はお金を節約するため、格安航空のライアンエアーで行こうと言われた (僕は会社のお金で来ているが家族は自腹でイギリスまでやってきたのだ。すでに大枚を叩いている)。格安航空は昔乗った○ーチで散々な目に遭ってから避けていたが、さすがに国際線となると格安航空の安さには惹かれるものがあった。結果的にはトラブルもなく、面白い体験ができたと思う。

スタンステッド空港へ

まずは出発地スタンステッド空港へ。スタンステッド空港はロンドンとケンブリッジの間くらいにある空港で、ライアンエアーが拠点にしている。ケンブリッジからは電車で4,50分なのだけど、今回はフライト時刻が朝早かったのでタクシーで。ケンブリッジからは1時間くらいだった。

朝7:30でこのにぎわい
ライアンエアーのカウンターはひたすら並ぶ。この日は幸い15分くらいで済みました。

ライアンエアーはいろいろ細かなルールがあって、破るたびに追加料金がかかるシステムになっている。例えば、予約時に手荷物を預け入れる個数を決めるが (もちろん有料)、当日にカウンターで追加した場合は倍くらいの追加料金がかかる。一時が万事この調子で、とにかく全て事前に手続きしておかないと大変なことになる。初めての搭乗だったので罰金を覚悟していたが、幸い追加料金なしでチェックインすることができた。

保安検査も無事に通過。保安検査場にいた警備員のおばちゃんが、「ほらほらコッチ空いてるわよ!アンタはこっち!パッパと荷物出しちゃってね!」といった感じで手をパンパン叩きながら仕切っていたのが印象的だった。小学校の先生か。

イギリスの空港は出発ギリギリまでゲートが決まらないので、ラウンジで食事をして、空港を探検していた。

直前まで出発ゲートが決まらないので、がらがら

そして搭乗時刻の20分くらい前にゲートが決まった。
……一番遠いゲートじゃん。
最果てのゲートまで、歩いて15分。搭乗時刻になるとゲートが閉まるという噂もあったので半ば小走りでゲートに向かった。無事に間に合ったからよかったものの、アナウンスを聞き逃したり足が不自由だったりしたら絶対に間に合わないんだが…。何とかならないの?このシステム。実際、多くの人が搭乗開始時刻に間に合ってなく、ゲートもずっと開いていた笑。

まあ文句を言っても仕方がない。ここはイギリスなのである。気を取り直して、いよいよ搭乗の時がやってきた。ボーディングブリッジなんてブルジョワなものはなく、ここでは誰もが歩いて乗機する。みんな大きな荷物を機内に持ち込むので、荷物をしまうのに手間取って大渋滞になっていた。晴れてるからいいものの、雨の日はえらい事になりそう…。何とかならないの?このシステム。

歩いて乗機
後方から乗ったので垂直尾翼が間近に
機内

機内はごらんの通り派手笑。シートピッチは日本の国内線くらいで、格安航空にありがちな脚も組めない狭さではなかった。イギリスからマルタまで約4時間、エンタメと機内食はなかったけど機内販売の宣伝がたくさんあって、というかCAさんの主な業務が機内販売になっていて面白かった。あっという間のフライトでした。

砂漠感があるマルタ

そしていよいよマルタに到着。
飛行機を降りた時の第一印象は、「あっっっっつい!」 
そりゃ、緯度的にはアフリカと同じだもんね。肌寒かったイギリスから来た人にとっては熱帯のような暑さも少し新鮮。

入国審査は一瞬で終わり、荷物をピックアップして、まずはホテルへ。今回泊まったのはヴァレッタ近くのセントジュリアン地区にあるマルタマリオットホテル。ヴァレッタのように旧市街的な趣はないけど、広々としていてプールもあり、最近改装されてとても綺麗だった。従業員も子供に優しかった。

お部屋。結婚10年アピールしたらランクアップされてた。
部屋からの眺め
屋上からは湾を一望できる

部屋から見える青い海とヨット、屋上から一望出来る湾とビーチ、なんだかすごい所に来てしまったとワクワクが止まらない。

マルタの海の話はまた次回。

つづく

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