ゆっくり歩く【ウォーキングは『遊び』の大王だ】(3-01)
車を飛ばせば『すぐそこ』の場所でも、あえて30分かけて歩いていく。
それが歩く楽しみだ。
時間は有限だからこそ、ウォーキングに贅沢に使う。
何に時間を使うかで、今後の人生が見えてくる。
結論:あくせく生きるばかりが人生ではない
目に映る全ての景色を楽しむ
車窓からなら目にも留まらない風景も、自分の足で丹念に辿ると全く違った風景になる。
目に映る全ての風景を楽しむためには、ウォーキングが一番だ。
せっかくの贅沢な時間を過ごすのに、ダラダラ歩いていたらもったいない。
背筋を伸ばして風を感じ、にっこり微笑んで太陽の光を浴びながら歩こう。
時に軽やかに、あるところではゆっくり時間をかけて、メリハリをつけながら歩くといい。
こうする方が、目や耳から入る情報が脳に伝わりやすくなる。
リズムに乗って歩いているだけでも、どんどん楽しくなってくる。
歩くことが楽しみで、歩くことが遊びでもある。
目的もなく、ただ歩くのも楽しい。
「どこにいくのか、足が決めてくれるさ」
と、そんな感じでもいい。
頑張らないウォーキングがいい
運動習慣がない人が7割にも及ぶ現代、運動習慣のない人がファーストステップで取り組む運動に、最もお勧めなのがウォーキングだ。
筆者が運動習慣のない人に向けて提唱しているのが『健康習慣ウォーキング』である。
「頑張らない、でも習慣化して継続することで人生が変わる」
という切り口だ。
普段から仕事や家事に頑張りすぎている人に向け、
「歩くときは、せめて頑張らなくていい」
というアプローチで、ウォーキングを広めていきたい。
まとめ
筆者はこれまで、たくさんの道を歩いてきた。
学生時代に歩いた日本アルプスの山々やネパールのエベレスト街道は、いい思い出だ。
社会人になってから歩いた、出張先での街歩き。
結婚してから妻と一緒に歩いた低山ハイキングと史跡巡り。
子供と一緒に歩いた尾瀬や、魚釣りで歩いた渓谷など。
あれこれと工夫して時間を捻出し、その捻出した時間を贅沢にウォーキングに投下してきた。
なぜ?と聞かれたら答えは一つ。
『結局、歩くのが楽しい』のだ。