歩くと気持ちいい時間帯って?【ウォーキングのテクニックを考えよう】(5-01)
筆者はポールウォーキングのマスターコーチプロだが、歩くこと全般を教える力は、まだない。
ただ、一緒に考えることはできる。
なので一緒に考えるスタンスで、この章を進めていきたい。
偉そうなことを書くかもしれないが、自然の中や街を歩き回ってきた人間の、経験に基づくアドバイスだと受け取っていただきたい。
結論:自分が気持ちいいと思う時間帯を選んで、ウォーキングを始めよう!
気持ちのいい時間帯は、人それぞれ
健康のために、
「少し意識して歩こうか」
と思いたったのなら、気持ちのいい時間帯を選んで歩き始めることをお勧めしたい。
何事も最初が肝心だ。
闇雲に歩き始めてつまづくと、歩くのが嫌いになってしまう可能性がある。
「何時頃に歩くのがいい」
または
「この時間帯に歩かなければいけない」
ということはない、ということを前提として考えてほしい。
早朝でもいいし、昼食後でもいいし、夕方でもいい。
仕事帰りに歩くのもいいし、風呂上がりに歩きたければ、それでもいい。
大切なのは自分で一番、気持ちがいいと思う時間帯に歩き始めることだ。
身体の声を聞きながら始めよう!
意識して歩く基本の基は、『動きたい、歩きたい、ストレッチしたい』という身体の声を聞くことだと思っている。
自分の身体から湧き上がってくる声に耳を傾けながら、歩く時間を調整するといい。
歩きたい時間は、実は身体が一番よく知っている。
どうしても分からなければ、『歩きたくない時間を避けて歩いてみる』という方法もある。
「昼間の暑い時間は嫌だな」
とか、
「暗くなってからでは景色が楽しめない、避けたいな」
などの声は、身体が欲していないからだと考えよう。
この時間は避けたいという時間帯を除いて、残った時間帯で『都合のいい時間に歩いてみる』というのも、忙しい現代においてはベターな選択となる。
歩いてみて『違うな』と思ったら、身体にもう一度、聞いてみよう。
何度も身体に尋ねるうち、だんだん分かってくる
自分自身の身体とはいえ、いうことが変わることは普通にある。
そんな時は素直に自分の声に従おう。
違う切り口で考えると、気持ちのいい時間帯は相対的なもので、絶対的なものではないと感じている。
筆者は、普通の人が避けたくなるような雨の日の散歩も好きだ。
でも身体が求めない時もある。
人によっては関節が痛むこともあると思う。
気持ちのいい時間帯は、日によっても違うのだ。
まとめ
筆者のウォーキングしている時間帯を付記しておく。
朝は必ずラジオ体操をして、それからウォーキングに出かける。
ラジオ体操の開始時刻は六時半、帰宅は七時半だ。
歩くコースは決まっている。
昼食の時間はまちまちだが、昼食後もウォーキングに出かける。
この時は30分を目安に歩く。
歩くコースは、特に決めていない。
30分間、とにかく歩き続けて帰宅の途へつく。
なので帰りに10分かかる時は、往復で40分、歩くことになる。
休日など夕方に歩く場合は、近くのコーヒーショップを目指して歩く。
夕方でも気にせずカフェインを摂取することになるが、それで気持ちが穏やかになり、仕事が捗るならよしとしている。