お気に入りのコースが面白い【ウォーキングは『遊び』の大王だ】(3-04)
学生時代、よく靖国神社の周りをランニングした。
タイムが縮まるのが楽しくて、毎日の日課になった。
四季折々、とても素敵な変化があり、お気に入りのコースだ。
山岳部の先輩は皇居の周りをランニングしていたが、当時は今ほどランニングしている人を見かけなかった。
しかし皇居の周りをランニングしている人が増えたことを考えると、先輩のお気に入りコースは、万人向けにいいものなのだろう。
人それぞれ、お気に入りのコースがあるものだ。
そんなコースを見つける楽しさもまた、ウォーキングの楽しみになる。
結論:都会を歩くのも悪くない
都会歩きのススメ
学生時代は山岳部で、山歩きをメインにしていた。
しかし同時にウォーキングもよくしていた。
ウォーキングは東京の山手線の内側を、よく歩いていた。
「トレーニングはランニング、楽しみはウォーキング」
などと意識していた訳ではなかったが、いつの間にかそうなっていた。
都会を歩くのも、悪くない。
例えば公園と公園を梯子して歩くと、面白い発見もある。
「電車で移動するより、歩いた方が早いかも」
実際に計測したわけではないので分からないが、そんな手応えを感じることもある。
山手線の内側は案外、こじんまりしている。
意外と思うかもしれないが、実際に歩いてみると感じることもあるはずだ。
そんな体験も面白い。
江戸時代の庶民は、歩ける範囲で生活していた
山手線の内側は案外、狭いのだ。
よく考えてみれば、江戸時代の庶民は歩いて移動するしか方法がなかったから、歩ける範囲で都市を形成していたのだろう。
そんなふうに、勝手に思っている。
まとめ
筆者の友人は、会社のロッカーにウォーキングシューズと東京の地図を入れてあるそうだ。
時間を捻出して靴を履き替え、地図を片手に歩く。
歩いた場所は地図にマーキングしていく。
気づいたことはスマホで撮影してメモしておく。
そんな記録を、後から見返すのが楽しいという。
都会の人は歩かないというが、本当は違うと思う。
歩く工夫や意欲、そしてチャレンジが足りないだけだ。
そう思っている。