#高知の歩き方
#高知の歩き方について 書いた記事をまとめました。
高知での暮らしを綴った日記エッセイZINEをつくりました。 新しい街で寂しくなった昼下がり。土佐弁の会話の輪に入りたいと思った日。初めて食べた文旦の味。高知に越して1年、「引っ越し」をテーマに綴った日記エッセイ17編。
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こんにちは、 #高知の歩き方です。「#高知の歩き方」と言う名前で、高知暮らしの日々のつれづれを綴っています。 名前から連想して、高知の観光地を紹介するガイドブックとよく勘違いされますが、なんでもないわたしの日記エッセイです。 高知で見た景色や食べたものなど、ふとしたときに考えたことを短いよみものにしてお届けしています。 面白かったことを友達と共有したい、そんな感覚で書いてます。 感じたことを綴っておきたくて、#高知の歩き方を2023年に始めました。 こうやって 「よみも
書くのは苦手だけれど、 ZINEを作ってみたいショウジさん。 そんな、ZINE制作初心者のショウジさんにインタビューを重ね、 完成するまでのやりとりをまとめました。 タイトルは「ぼくはZINEをつくりたい」 ZINEをつくる人を取材していたつもりが、 気づけば、一緒に「生き方」を考えることになっていました。 ぼくはZINEをつくりたい 「書くのは苦手。でも、ZINEをつくりたい」 毎日書いている日記をまとめてZINEをつくることにしたショウジさん。 ZINE制作も、
みんなで同じ期間に綴った3行日記をまとめて、ZINEをつくりました。 タイトルは「togi nikki」 土佐弁で「とぎ」は仲間という意味です。 今回集まったtogi togiメンバーは仕事も、好きなものも、日記を書く習慣も人それぞれ。 そんな「とぎ」が考える日記の魅力をたっぷり詰め込みました。 11月16日(土)に高知県黒潮町で開かれる本のイベント「こもれびBook Market 」にてお披露目します。 ZINE 「togi nikki」同じ日付を軸にそれぞれの暮
前々から気になってはいた。 お店が開いてる日は、「となり 当店駐車場」と毛筆で書かれた板が軒先に出ていて、 定休日になると、シャッターに「修理傘 預かり窓口」という、謎の小さな入り口が設けられているお店。 そう、商店街の少し先にある洋傘店の話だ。 お気に入りの晴雨兼用の折りたたみ傘を買って1年。 落とした拍子に、傘の骨が折れてしまった。 晴れの日も雨の日も外出する時は、必ずこの傘を持ち歩く。 そんな相棒を放っておくわけにいかない。 ホームセンターでペンチと傘修理セット
高知に来てからできたお友達に、ある習慣を教えてもらった。 やりたいこと20個を書き出して、年始や誕生日といった節目にSNSで投稿するというもの。 あえてSNSに出すことで、叶えるのを手伝ってくれる人が現れたり、だれかの夢に寄り添えたりすることがあるのだそう。 やりたいこと5つ、 会いたい人5人、 行きたい場所5つ、 ほしいもの5つ。 この20個ならわたしにもできそうな気がする。 毎日ではないけれど、誰かの話を聞いて考えたことや「へぇ〜」と思ったことを日記に綴っている
高知生まれ、高知育ちの夫は、自然に囲まれて育った割にインドア派だ。 一方、県外のニュータウン育ちであるわたしは、高知に来てから年に1回は川に行かないと気が済まない体質になった。 週末の予定を考える時に「川」という選択肢を挙げても、暑いから外に出たくないなどと理由をつけて断られてばかり。 夫婦だからといって、好きなものが全て一致するわけではない。 それなのに、「川に行く? 」と向こうから提案してきた日があった。 こんな提案が次に来るのは何年後になるかわからない。 気が変わら
「#高知の歩き方を読んで、商店街散策がしたくなりまして」 先日、そんなメッセージをいただいた。 送り主はSNSを通して、高知暮らしの日記エッセイをまとめたZINE「#高知の歩き方」を手に取ってくださった方。 オンラインでやりとりしたことはあっても、会ったことがない方だったから、メッセージをもらって最初はびっくりした。 ZINEを読んでもらえただけでもありがたいのに、商店街の日常を綴ったよみものを見て興味を持ってもらえたようだった。 noteで高知暮らしのよみものを綴っ
日記エッセイZINE「#高知の歩き方」が2024年7月に完成しました。 今年の夏から秋にかけ、ZINEを持ってイベントに出向きます。 Instagramでも随時、おしらせしていますが、改めてイベント情報をまとめました。 よみものやインスタライブを見逃した!という方は、ぜひ、このnoteをご覧ください。 夏から秋にかけての出店リスト7月 文学フリマ香川1 2024.7.28 @サンポート高松シンボルタワー 初めてZINEをお渡しした日。 初めてのお客さん、初めてのイベ
普段、商店街の中にある宿で店番をしている。 高知の中心地から少し東側に位置し、仕出し屋や寝具店が軒を連ねる昔ながらの商店街だ。 これまで商店街で買い物をしたことはあっても、店側の視点で街を眺めるのは初めて。 フロントは歩道に面しているので、行き交う人を観察しながら、その日のゲストを待つ。 宿の両隣は金物屋と寝具店。 金物と布団の販売が本業だとは思うけれど、なぜか両店とも店先で野菜を売っている。 出勤したら、まず、その日の野菜を確認するのがわたしの日課だ。 ナス詰め放題をして
四国初開催だった文学フリマ香川は、わたしにとって、ZINEを一般向けにお渡しする初めての日。 文学フリマに参加するのも、 ZINEをお渡しするのも、 ブースを設営するのも初めてで、 不安だらけのスタートだった。 開場とともに目の前に現れたのは、京都から来たという男性。 もちろん、初めましてだ。 高知にゆかりがあるとのことで、#高知の歩き方に興味を持ってもらえたみたいだった。 ZINEをお渡しすると「お土産です」と、八ツ橋をひとつ差し出す男性。 こんなすみっこのブースで、どこ
書くことで自分でも気づいていなかった新しい自分を知る、あの瞬間。上手く書こうとせず、下手な自分をそのまま受け止めることで、わき出てくる言葉たち。 「kotoba clubはそんなふうにして書く場所です」という説明を聞いて、すっと腑に落ちた。 高知県黒潮町にあるYamamoto Marketさんで開かれた、kotoba clubに参加した。与えられたテーマに沿って、原稿用紙に好きなように書くというもの。完成後は参加者同士で作品を読み合い、感想を手紙にしたためて交換する。とっ
#高知の歩き方 の日記エッセイをまとめたZINEが完成しました。 構想から1年ちょっと。 夢がひとつ叶いました。 ZINEのことを少し。新しい街で寂しくなった昼下がり。 土佐弁の会話に入りたいと思った日。 初めて食べた文旦の味。 高知に越して1年、「引っ越し」をテーマに綴った日記エッセイ17編。 * #高知の歩き方 —新しい街でわたしの暮らしをつくる— 2024/7/28 発行 全52ページ 600円 * 〈収録作品〉 旅の醍醐味 読書体験 ボーシパン 路面電車
2024年に入ってからZINEをつくり始め、今、大詰めを迎えている。 タイトルは「#高知の歩き方 —新しい街でわたしの暮らしをつくる—」に決まり、高知に引っ越してからの1年間を綴った日記エッセイになる予定。 7/28に香川県で開催される文学フリマ香川に参加することになり、ZINE制作に合わせ、ブースの準備も進めている。 といっても、ZINEを作るのも、文学フリマに行くのも初めてなので、分からないことだらけ。 今回は素人のわたしによる、準備風景をお届けする💁♀️ ZI
毎年、梅酒を漬けている。 今年は高知らしく、日曜市で梅を買うことにした。 日曜市に行くと夏野菜がたくさん並び、季節は夏に向かってズンズン進んでいる。 梅を売ってるお店も増えていて、どこで買おうかと悩む。 「小梅」「紅梅」「さんし梅」と、品種ごとに梅が並ぶ店で足を止めた。 すこし赤っぽい色あいのもの、縦長な形をしているもの。 梅にも個性がある。 さんし梅は日曜市でよく売っていると、店主のおじさんが教えてくれたから、今年はさんし梅で漬けることに決めた。 梅酒づくりの大先輩で
この前、窓を開けて働いていたら、外から珈琲豆の香りが風に乗って入ってきてた。 ふわっと部屋中がいい香りに包まれる。 きっと、交差点を渡ったところにある珈琲店からの香りだろう。 その珈琲店にはよく行くから、あのおじさんとおばさんが豆を挽いている姿が想像でき、わたしも頑張って働くかと、作業に戻った。 こうやって珈琲の香りで自分を鼓舞していたら、大学時代のアルバイトを思い出した。 大学生になったばかりのころ、求人誌に「まかない付き」と書いてあるのを見て、中華料理店でのアルバイトを
今年のゴールデンウィークは遠出をしなかった。 テレビから流れてくる渋滞のニュースや観光客のインタビューを見ていると、大型連休で社会全体がワクワクしている雰囲気が伝わってくる。 わたしにとってはいつもと変わらない1日だけれど、いい天気だからお出かけしたい。 ということで、近場をドライブすることにした。 まずは、海岸沿いに向かって車を走らせる。 太平洋を眺めながらドライブを楽しみ、アイスクリンを買うために道端の売店で足を止める。 赤と白のパラソルを広げた、昔ながらのアイスクリン