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みんなでつくるZINE 「togi nikki」

みんなで同じ期間に綴った3行日記をまとめて、ZINEをつくりました。

タイトルは「togi nikki

土佐弁で「とぎ」は仲間という意味です。
今回集まったtogi togiメンバーは仕事も、好きなものも、日記を書く習慣も人それぞれ。
そんな「とぎ」が考える日記の魅力をたっぷり詰め込みました。

11月16日(土)に高知県黒潮町で開かれる本のイベント「こもれびBook Market  」にてお披露目します。

ZINE 「togi nikki」

togi nikki

同じ日付を軸にそれぞれの暮らしがある。
誰かにとってはうれしい日かもしれないし、
他の誰かにとってはその反対かもしれない。
9月28日~10月4日の1週間、
みんなが書いた3行日記。

togi nikki
企画・編集:紙ものづくり部togi togi
A5/全36ページ

〈構成〉
はじめに
みんなで日記、みんなの一日
座談会・あなたにとって日記とは?
togi togiのうた
みんなの日記グッズがみたい!
みんなの好きな日記本おしえて!
編集後記

「はじめに」をチラッと

はじめに

togi nikkiは、高知で暮らす同世代の女性たちが綴った3行日記です。
書き方は自由で、決まっているのは日付だけ。
9月28日から10月4日の一週間、
出来事や考えたことを記して内省したり、
食べた物を記録して自分の生活を確認したり、
それぞれの場所で日々のことを記録しました。

タイトルにある「togi(とぎ)」とは、土佐弁で「仲間」を指します。
高知で紙ものづくりに取り組むとぎを増やそうと始めた「紙ものづくり部togi togi」のワークショップを通して、この冊子は生まれました。
タイトルや内容も編集会議で出たアイディアを基にしており、偶然性を楽しみながら作った冊子です。

togi nikkiには、みんなの3行日記を収録したほか、「日記」をテーマにした座談会の様子など、とぎが考える「日記」の魅力をギュッと盛り込みました。
同じ日付の中に、それぞれの暮らしが広がっています。
「その日、わたしは何をしていただろう?」と想像しながら読んでみてください。


紙ものづくり部togi togi

togi nikki  

紙ものづくり部togi togi

紙ものづくり部togi togiは、高知県で文章を書いたり、ZINEを作ったり、紙ものづくりに取り組むふたりがtogi(仲間)を増やそうと始めた部活動のような集まりです。

togi nikki を制作したワークショップ「みんなで日記、みんなの1日 」は、紙ものづくり部togi togiにとって初めての企画です。


建設会社で広報スタッフとして働く傍ら、企画・編集・ライティングを中心に個人でもあれこれ活動しています。文をかくことや言葉そのものが好きなので「日記をつけること」への憧れも長年持ち続けているのですが、つけ続けられた試しがないものぐさです。

藍里
日記を書き始めて10年。使っているのはミドリのMDノート。アイディアや考えたことなど、なんでも日記に綴っています。高知での暮らしを書く「#高知の歩き方」を運営中。引っ越しをテーマにした日記エッセイZINE「#高知の歩き方」を制作しました。

ワークショップ
「みんなで日記、みんなの1日 」

「みんなで日記、みんなの1日 」は、それぞれが同じ期間に綴った3行日記を持ち寄り、1冊のZINEをつくる2Daysワークショップ。
togi nikkiの制作の裏側をお見せします。  

DAY1  2024/10/05(Sat)
初回は3行日記を交換して読み合いました!
togi togiメンバーには日記をノートに書く人もいれば、SNSで絵を投稿する人、日記を書く習慣がない人も。

書く内容も出来事や食べたもの、
街で見かけた人についてなどさまざまです。

「日記に出てくる食べ物を見ると、その人の日常に入ってゆく感じがする」という参加者のひとことを聞き、改めて、だれかの日記を読むって元気をもらえていいな〜と感じました。

その後の座談会では、
「わたしにとって日記とは?」というテーマでおしゃべり。

「書きとめておきたいってどういうこと?」
「1日のどの部分を日記に書く?」
そんな疑問まで飛び出して大盛り上がりでした。

この日の編集会議で、タイトルが「togi nikki」に決定。
togi togiメンバーからの提案で、
みんなの日記グッズやおすすめの日記本のコーナーを盛り込むことになりました。
おもしろいZINEになりそうでワクワク。

DAY2  2024/10/26(Sat)
手軽にできるコンビニコピーで原稿を印刷し、みんなで手製本にチャレンジ!
おしゃべりしながら、ひとつひとつ丁寧に折りました。

ホッチキスでカチッと綴じる人、
糸と針で縫ってまとめる人、
麻紐で綴じる人。
冊子の綴じ方も人それぞれです。
心を込めて作ったZINEだから、全部かわいい。

おやつはみかん

手製本の後は、みかんを食べながらtogi nikkiの編集を振り返りました。

「座談会がおもしろかった!」
「日記は日々のことが記録されているからいい」

みんなで「日記」という同じテーマで話したり、考えたりする時間がこんなに楽しいのか!という発見がありました。
そして、その楽しさをギュッとZINEに残せたこともうれしい。

残り10分で「親友とは?」なんていうお題も飛び出し、話はつきません。
やっぱり、みんなでおしゃべりしながら編集する「過程」が楽しかったです。
またみんなでZINEをつくりましょう!

togi nikkiを読んでみたい方へ

11月16日(土)に高知県黒潮町で開かれる本のイベント「こもれびBook Market  」にて、togi nikkiをお配りします。
といっても部数は少なめ🙇‍♀️
なくなり次第、配布終了です〜

ご興味ある方には、togi nikkiの原稿をPDFでお渡しします。
そのまま画面上で読むのもOK。
ワークショプでtogi togiメンバーが製本したように、
お気に入りの糸や紐で綴じる体験も含めて、togi nikkiをお楽しみください。

手製本してみよう

家にコピー機がなくても、
中綴じ用のホッチキスがなくても大丈夫🙆‍♀️
意外と手軽に製本ができちゃいます♬

❶本文のPDFをコンビニのマルチコピー機で小冊子印刷します。
・完成サイズA4、小冊子(右綴じ)のボタンを押すと、自動的にページを組んでくれます。
・セブンイレブンのマルチコピー機がおすすめ♪
❷印刷したA4用紙を半分に折って、ページ順に並べます。
❸ホッチキスで右側をとめたら完成!

綴じ方いろいろ
おうちにあるホッチキスで右側を綴じて、お気に入りのマスキングテープを貼ってもかわいい。

その他、紙に穴を開けて糸で縫ったり、麻紐で綴じたり。アレンジ次第で、自分だけのかわいい冊子に仕上がるのも手製本の魅力です。

ぜひ、あなただけのtogi nikkiを作ってみてください。


「紙ものづくり部togi togi 」
高知で文章を書いたり、ZINEを作ったり、紙ものづくりに取り組むふたりがtogi(仲間)を増やそうと始めた部活動のような集まり。紙ものに関するワークショップを企画・実施しています。

藍 Instagram: @aotoai.kurashi
藍里 Instagram: @kochi_arukikata

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