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これからの外食産業は「少量で高クオリティ」が流行しそう

先日、渥美まいこさんのこちらの記事を読んで、お〜わかるわかる!確かにそうかも!って思いました。

とくにこの部分。

「食事の軽食化」はこれからの続きそうなムードで、それで言うと今私がもとめているのは、「0.7食程度のコース料理」だなぁ。という結論に至ってます。(太字は筆者)

「小盛り需要」がじわじわ来ているのは、女将として現場で働く中で、近年、非常に感じていました。コロナ以前からこうした傾向はあったように思います。

渥美さんの記事と重なりますが「ホットペッパーグルメ外食総研」でも、1回当たりの食事量を少し控えた‘おやつ以上食事未満’の「0.7食」に注目しているそうです。


そして私が思うに、一回の食事量を減らしたい人たちが代わりにどんなことを求めはじめているかというと、料理のクオリティの高さなんです。

これまでは「ちょっとイイものが食べたいけど量は少なくていい」という需要は、多くは女性や高齢者に見られる傾向でした。

それがこれからは、男性や若い世代のあいだでも少しずつ広がっていくんじゃないかなと私は見ています。



働き盛りの男性さえ食べなくなってきた

「ごはん少なめでお願いします」。

ひと昔前までは、このようにおっしゃるのは決まって女性か高齢者でした。しかし最近は違います。

うちの例でいうと、働き盛りのビジネスマンでも、ご飯を残す人や女性向けに用意している小さなセットメニューを選ぶ人が増えました。

そもそも炭水化物が2つもくっついたお得なセットではなく、単品のお蕎麦や丼メニューを選ぶ人も多いです。


足りるのかな?と純粋に思ったので何人か仲の良い男性のお客さまに尋ねたところ、

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