もっとも幸福度の高い職業が「経営者」なのはなぜなのか
POSTADというメディアの独自調査によると、もっとも幸福度の高い職業は経営者なのだそうです(記事では「管理的職業」と表現)。
やはりそうなったか…と思わず納得。そうじゃないかな?と薄々感じていていたことが、ほぼ確実なものになった形でした。
それにしても、なぜ経営職に就くと幸福度が高いのか、その理由が面白かったのです。
仕事が幸せだと感じられる3つの要素
同メディアによると、仕事を幸せだと感じられる状態は、大きく以下の3つに分けられるといいます。
これらの状態をポイント化して各職業に当てはめたところ、経営者は他の職種に比べてこれら3つの要素のポイントがいずれも高くなったのだそう。働く人たちへのアンケート結果と組み合わせた結果、総じて経営者が最も幸福度が高い職業だと結論づけているのです。
たしかに言われてみると、同じ飲食の仕事でも、雇われて働くか経営側に立って働くかでは、この3つの要素の強さは全く違うように感じます。
私は雇われと経営側、どちらの働き方もしたことがありますが、経営側の立場で仕事をしているときの方が没頭状態になることが多いです(→ゾーン)。雇われのときは、終わったら何して遊ぼーかとか、そんなことばかり考えていたこともしょっちゅうありましたから。
経営側にいると、学ばないといけないことがたくさんあるので自然とスキルアップができますし、責任を持って決断しないといけない場面が多く、精神的に成長できたなと感じることも多々あります(→自分のため)。
でも雇われのときは、バイトの自分に任せてもらえる仕事なんて限られていますから、ある程度のところまで仕事ができるようになったらそれ以上の向上心は残念ながら芽生えませんでした(そして辞めました)。
お客さまのために貢献したいと考えるのは雇われでも経営側でもまぁ同じです(→人のため)。だけど経営側となるとそこに加えて、従業員や取引業者など、自分と関わる多くの人たちに何か貢献できることはないかなと考えることが増えます。私は増えました。
なので、大変ではありますが何か役に立てたときにはより幸福感を持てているような気がします。
というわけで、冒頭のランキング結果はとても納得できるものでした。ただ、経営者の幸福度が高いのにはこれ以外にもう一つ大きな理由があると思うんですよね。
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