"自分の「やりたい!」があるから技術を磨く"エネルギー事業部 朝隈 笙さん|バリューアワード受賞者インタビュー
KOBIRAは、「第4創業期」の中で新たにミッション、ビジョン、バリュー(MVV)を定めました。
その中のバリューとは、KOBIRAという自由なチームの力を最大限に発揮し、異なる価値観を持つ個人が協働していくうえでの「行動規範」として、また、日々の業務の中で迷ったときや立ち止まったときに、自分たちが向かっていく方向性を指し示す「羅針盤」として、定められたものです。
▼”KOBIRAは正々堂々、100年誇れる冒険をする”を大項目として掲げ、中項目が4個、小項目が計16個あるKOBIRAのバリュー▼
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半年に一度行われているVision Meeting(全社集会)では、KOBIRAのバリューを大切にする文化を醸成するため、半年間の中で特にバリューを体現していたメンバーを表彰し、皆で称賛する機会をつくることを目的として、「バリューアワード」が行われています。
役員チームを選定委員、社長を選定委員長として、事業部内で共有されたバリューエピソードや、普段の仕事に取り組む姿を元に、推薦で対象者がノミネートされ、その中から、当日バリューアワードの受賞者が発表されます。ステージ上では、各マネジャーから受賞者へのメッセージも送られ、称賛の拍手に包まれるVision Meeting内での一大イベントです!
今回は2023年11月のVision Meeting内でバリューアワードを受賞した、エネルギー事業部 南薩営業所の朝隈 笙(あさくま しょう)さんにお話を伺いました!朝隈さんは、ガスの配送・工事、水道工事などの業務を担当しています。
──(人事組織部 門田)まずは、バリューアワードの受賞おめでとうございます!朝隈さんは受賞者の中で一番目に発表されましたよね。名前を呼ばれたときはどうかんじていましたか?
全然構えていなかったので本当に驚きました。特に1番に呼ばれるとは思っていなかったので、頭も真っ白でどうしようかと思いました(笑)。周りからは冗談交じりに祝福されて、嬉しかったです。
所長の下青木さんから壇上でメッセージもいただきましたが、いつも通りやることをやっていただけなので、特別なことをしているつもりはありませんでした。また、色々な方にとても助けていただいた半年だったので、自分だけの力ではないという想いもありました。
でも、メンバーから信頼されているのは嬉しいですし、そういった声を糧にこれからも頑張ろうと思いました。
大きな組織変更を乗り越えた半年
──昨年(2023年)の4月に、KOBIRAが営業権の譲渡を受け、南薩営業所を開所しました。以前の会社にいらっしゃった朝隈さんにとっては大きな組織変更だったかと思いますが、どのように感じられていましたか?
業務内容自体はあまり変わらなかったんですが、会社が変わると色々と規則や働き方が変わってくるので、そういった部分への適応が大変でしたね。例えば、以前はタイムカードだったのが、今は携帯での打刻に変わったりとか。経費精算の申請方法とか。慣れるまでが大変でした。
──組織変更に伴い、人員の減少もあったそうですね。そんな大変な中で、工夫していたことを教えてください。
少人数でお客様に対応しないといけないので、とにかく優先順位をつけることを意識しました。あとは、お客様への連絡は欠かさないように心がけましたね。「すみません、いつ頃伺えそうです」といった具合に、こまめに状況を伝えるようにしました。既存のお客様とはこれまでの関係性もできていたので、お客様の多くは快く受け入れてくださいました。
──新しく入社したメンバー(中村さん)への業務引継ぎも、同時に担当されていたんですよね。教えるという立場で、心がけていたことはありますか?
自分が人に業務を教える立場になったのは初めてだったのですが、相手に合わせて教えることを心がけていました。分からないことがないか都度確認するようにしていましたね。人それぞれ覚えるペースは違うと思ったので。初めての経験でしたが、自分は厳しく指導するタイプじゃないんだなということが分かりました。笑
中村さんは覚えるのが早かったので、ガスの配送や検針といった業務は1ヶ月もすれば一人でできるようになってもらいました。
あと、意識的に雑談をしてコミュニケーションをとるようにしていました。人員が少ないので、やっぱり人間関係はとても大事です。
中村さんとは趣味も合って、話が盛り上がりました。音楽が好きで二人とも楽器(ベースやドラム)をやっていたり、インテリアに興味があったりという共通点がありました。実は、いつも買っている家具のお店も一緒だったんです!自分の方が年下で年齢は結構離れているんですけど、今では、友達と喋るより気が合うなと思っています。
──職場でそういう良い関係性が築けるのはとっても良いですよね!
世間話で築く信頼関係
──では次に、朝隈さんが普段どんな業務をされているのか教えてください!
ガスの配送や工事、あとは水道工事の業務を担当することも多いです。自分が水道工事の資格を持っているということもあり、南薩営業所では、水道工事のご依頼をいただく割合がとても大きいんです。
水栓金具の取り付け、取り替えや、漏水工事。あとトイレや、流し台、洗面台の取り替えなんかも行っています。
水道やガス関係の仕事は、始めてからもう10年くらいになりますね。自分のペースで行える工事の業務はとても好きで、自分に合っているなと思います。
──仕事をされる中で、一番やりがいを感じるのはどんなときですか?
やっぱり、お客様から直接「ありがとう」と言われた時ですね。特にキッチンの流し台やトイレの工事は、見た目が大きく変わるので、お客様の喜ぶ姿を見られた時は本当に嬉しいですし、達成感もあります。
あと、業務には直接関係しないかもしれないですが、晴れている日はやる気が出ます!雨の中での移動や作業は大変なので、雨が降っていると正直、朝からテンションが下がってしまいますね。笑
──雨の日にテンションが下がるのとても良く分かります。笑
普段のお客様対応の中で、心がけていることはありますか。
お客様と接する際は、極力世間話をするようにしています。配送に行ったときなどはよく話しかけていただいて、お茶をくださることもあるので。その時は、一緒に飲みながらお話しします。「どこ出身なの?」「営業所には何人いるの?」とかそういった何気ない会話が、次に繋がることもあるんです。 例えば、他のお客様を紹介してもらえたり、新しい商品を買っていただけたり。良好な関係が、信頼につながっていくのだと思います。
『生活に直結するインフラ』だからこそ意識したいバリュー
──では次に、KOBIRAのバリューについて伺います。バリューは全部で16項目ありますが、特に意識されているバリューはありますか?
”自分の「やりたい!」から始まるチャレンジを”ですね。
今、 営業所内で水道工事ができるのは自分だけなので、これからもお客様の要望に応えられるよう技術を磨きたいですし、できれば担当しているエリア以外の地域でも工事ができるようになりたいと考えています。水道もガスもできるというところが自分の強みだと思っています。
あとは、水道やガスは、やっぱり地域の皆さんの生活に直結するところなので、”地域や顧客に、まっすぐ誠実に向き合う”や”凡事徹底、日々の当たり前に手を抜かない”というバリューも特に意識しています。これまで自分が地域に密着して、業務をする上で大事だなと思っていたことでもありますね。これからもお客様と誠実に向き合っていきたいです。
──以前、朝隈さんが「事務所内の配線カバーを、いつの間にか直してくれていた」というエピソードを聞いたことがあります。”日々の当たり前に、手を抜かない”というバリューも自然に体現されていらっしゃいますよね。
ありがとうございます。
その時も、配線カバーがボロボロだったので取り換えたというだけだったんですけど。人に対して結構気を遣うタイプではあるかなと思います。いつも「この人助けを求めてるな」「これが必要そうだな」ということを気が付けるようにはしています。
「南薩営業所は安心」という立ち位置に。そのために技術を磨く
──では最後に今後、具体的にやってみたいことや目標にしていることはありますか?
まずは、業務が少し落ち着く夏場に、他の営業所にヘルプに行けたらと思っています。いつも他の営業所から助けていただくことが多いので。
そこでのお客様とのコミュニケーションを通じて、今担当している地域以外の仕事にも繋げていきたいです。
将来的には、南薩営業所の売り上げを安定させて、会社の中で「南薩営業所は安心だね。」と思われるようになりたいです。そのために、自分の技術をもっと磨いていきたいですね。
──「目標に向かって自分の技術を磨く」。とっても素敵ですね^^
改めて、バリューアワード受賞おめでとうございました!!