イスズらしさを明確にし、販売戦略を明確にしたい【イスズベーカリー×デザイン経営】
1946年に創業したイスズベーカリー。老若男女に広く愛され、神戸を代表するべーカリーとして知られています。同社では、創業時の昭和と、現代の令和を融合させた「レトロモダン」というブランドの大きな方向性を定めています。
また、全店共通のPOPや印刷物等に使用するフォントについては社内デザイナーによる書体やデザインの統一性にも取り組んできました。ただ、各々店舗で使われるPOPづくりにおいてはカラーや書体、コピーなどを各店スタッフの主体性に委ねていた結果、各店独自の工夫で賑わいのある店になったものの、4店舗を俯瞰的に見た場合デザインの統一感が弱いという課題を抱えるようになりました。
これをふまえ、スタッフが考える「イスズらしさ」をヒアリングしたうえで意見交換会を実施。創業100年を見据え、「レトロモダン」をさらに具体的に落とし込むことによって「イスズブランド」を明確化することにしています。さらに、ブランドに沿ってPOP作成や飾りつけのマニュアルを作ることでルール化し、記述内容の許容度、ブランドカラーの徹底、フォントを定めることで統一性を保ち、イスズらしさを表現していこうとしています。
担当メンターの星加氏からは「迷った時に帰ることのできる地図作りを進めている。商品力があって神戸に根差したブランドなので、そこを守りながら5年後10年後に向かってどのようにブランディングしていけるかがカギになる」とコメントしました。
2022年1月31日(月)OPEN!阪神スクラ三宮店
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