【第23回】医食同源について
「医食同源」という言葉を聞いたことがありますか?
医食同源とは“病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じだという考えです。古くから中国にある、体によい食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要としないという薬食同源の考えをもとにした造語とも言われています。(引用:健康長寿ネット https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/ishoku-dogen.html)”
日々食べたもので、私たちの身体はできています。
身体をかたち作るものだから、安心で安全な食べ物を選んでほしいと私は日頃から思っています。
最近、子どもの健康や子どもの生活習慣病のニュースなどを耳にすることがあります。便利な世の中になり、ファストフードなど手軽に美味しいものが手に入るようになりましたが、果たしてそれは本当に身体にとって良い事なのか、と考えることもあります。
また、果物嫌いな子どもが増えていることも気になっていることです。確かに果物は皮をむいたり種をとったりなど、食べづらいかもしれません。しかし、ビタミンやミネラル、食物繊維などの優れた栄養素がたくさん含まれています。里山体験を通して、植物や作物、土に触れる機会を持ってもらい、食への関心も高めてほしいと思っています。
小林農産では作物、果実を無農薬(ぶどう・みかん・富有柿を除く)・無肥料(ぶどう除く)で育てています。除草剤ももちろん使っていません。身体に入るものだから、安心で安全なものを育てたいと考えているからです。
小林農産で無農薬・無肥料で育てている作物(果実は除く)は下記の通りです。
四季折々様々なものを育てております。
【野菜】
年によってはあったりなかったりする品種もありますが、ほうれん草、大根、春菊、小松菜、チンゲン菜、トマト、さつまいも、ピーマン、ナス、キュウリ、オクラ、黒小豆、黒豆、落花生、ニンニク、アスパラガスなど、無農薬で栽培できるものを選択して栽培しています。
【野草・薬草】
アケビ(三つ葉・五つ葉)、郁子(ムベ)、春の七草、ノブドウ、スイカズラ、天台烏薬、ノビル、クコ、びっくりグミ、アキグミ、ナツメ、桃の葉、かりん、南天、大島桜、クチナシ、桑の葉、琵琶の葉、山帰来(サルトリイバラ)
【花木】
ヤマボウシ、ハナミズキ
【ハーブ】
ローズヒップ、山柿、モリンガ、ニンジンボク(西洋・中国)、銀梅花、月桂樹、杜仲茶、蓼藍、やぶきた茶、ハマナス、ニラ
【山菜】
タケノコ、タラの芽(棘あり・なし)、ワラビ、山椒、フキ
【キノコ】
シイタケ、なめ茸、ヒラタケ、きくらげ
【その他】
伯州綿、数珠玉、野生ブドウ
自分の身体にはいるもの、自分の身体を作るものだから、安心で安全なものを。
また、その作物の生産者の顔が見える、ということも安心や安全につながると私は考えています。
収穫体験できるものできないものありますが、栽培している様子を観察されて、食べるものについて考えてもらえるきっかけになればと思っています。
収穫体験のお申し込みはこちらから▼
https://kobarin-fruits.com/trial/