小夏

普通は、MacOSやiOS(Macintoshや iPhone、iPad)しか使わない…

小夏

普通は、MacOSやiOS(Macintoshや iPhone、iPad)しか使わないので、これからもそうだろうと思っていた。 NumbersやPagesというアプリの解説書をAmazonで電子出版し、こと足れりと思っていた。 最新のOSの使い方を学びたい

マガジン

  • Numbers for Macを使いこなそう

    Numbers for Macは、MacintoshやiPhone、iPad用に無料で使える表計算ソフトである。Pages、Keynoteと並んで、オフィースを構成する。 何事も次善のオプションを用意しておくと、安全な場合がある。Excelが使いにくい時に、このアプリケーションを使えるようにしておくのも、一考に値するかもしれない

  • Pages for Macを使いこなそう

    Pages for Macの使い方の解説です。 ワープロソフトとしての機能、ページ・レイアウト機能の両者を兼ね備え、その各々の使い方について説明します。

  • macOSを使いこなそう

    macOS_Venturaのカスタマイズの方法を説明します。 ほんの少し、設定を変更するだけで、煩雑な作業が楽になったりします。 多少難解な部分もありますが、そこは気楽にそんなものかと読み進めてください

最近の記事

Numbers - パーセント表示

通常、割合を表示する単位として「〜割〜分」と「〜%」が使われるが、Numbersではパーセント(%)表示で統一している。実際、こちらの方しか用いられなくなっているので、不都合ではない。 パーセント表示 小数点以下を含む数値を内容とするセルを選択し、ツールバーから「フォーマット」アイコンをタップし、右サイドバーを開き、「セル」というパネルのタブをタップし、「データフォーマット」という項目名のポップアップメニューをタップして、「割合(%)」というメニュー項目を選択 2.「0

    • Numbers - 通貨の表記法

      数値の表記法とほとんど同じだが、科学的表示法は使わないという点と、3桁区切りは必ず行うという点でやや特徴的かもしれない。数字の表記法を用いて、表外に「単位は円」などと記載する場合も多い。 通貨として表記したいセル、行、列を選択した後、「フォーマット」アイコンをタップし、「セル」というパネルのタブをタップして、「データフォーマット」という項目名のポップアップメニューをタップし、「通貨」というメニュー項目を選択 2.「小数の桁数」という項目の入力欄に「2」を入力するか、入力ボ

      • Numbers - 数字の表記法

        表計算ソフトにとって、最も重要なことは、数字の取り扱いである。数字と言っても、単なる人数や個数もあれば、通貨、割合、日付、タイマーの時間など、いろいろな場合で表記が異なる。 1. 数字 個数や人数を表す場合に使われる通常の数字の表記法である。平均値など整数とは限らない。 数字を入力したとき、最初は、記入したままの状態で表示される 2.ツールバーから「フォーマット」アイコンをタップし、「せる」というパネルのタブをタップし、「データフォーマット」という項目名の下のポップア

        • Numbers - スナップショット

          単なるコピペだと都合が悪い状況が生じる。例えば、計算式を含む場合である。 例えば、今、家計簿の集計中で「品名」で並び替えをして、各項目の合計を計算した表を考える。 1. 通常のコピペ 1. 表を見やすくするため、各項目を非表示にする 2.コンテキスト・メニューから「選択した行を非表示にする」を選択 3.各「合計」をドラッグ&ドロップで一つにまとめる 4.「合計」の行の範囲を選択して、コピー(通常のコピー) 5.隣の表の該当するセルを選択して、ペースト(通常のペース

        Numbers - パーセント表示

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        • Numbers for Macを使いこなそう
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        記事

          Numbers - スタイルのコピー、スタイルなしのコピー

          セルや行や列のテキストをコピーやカットした時、必ず、そのフォントやサイズや属性などのスタイルもコピーされて、クリップボードに保存される。普通にペーストすると、それらのスタイルも含めてペーストされる。例えば、12pt、ゴシック体、太字などのスタイルも、内容と同時にペーストされる。 しかし特定のスタイルのみを使たい場合がある。ショートカットの文字に特定の強調するスタイルを用いたいときなどである。 この時、一々、強調スタイルを作成せずに、スタイルのコピペができれば便利。 1.

          Numbers - スタイルのコピー、スタイルなしのコピー

          Numbers - 行や列の移動と挿入

          行や列を別の位置に移動させたい場合、ドラッグ&ドロップで簡単に移動できる。移動させたい行や列をカットして、目的の行や列に挿入することもできる。 どちらの方法も、他のセルのデータに影響を与えない(計算式は影響を受けるかもしれない) 行や列の移動 1. ドラッグ&ドロップ 行や列をダブルタップして指をトラックパッドから離さないと(1 ½ ダブルタップ)、行や列が浮く 2.必要な行にドラッグ&ドロップ 3.他のセルを上書きしない(計算式は変化する可能性あり) 2.行をカ

          Numbers - 行や列の移動と挿入

          Numbers - セルのカット&ペーストと移動

          セルの内容は、コピペしたり、移動したり、削除したりできる。 セルの移動とカット&ペーストセルの移動とカット&ペーストは良く似ているが、多少異なっている。分かりやすい相違点は、移動がクリップボードを使わないという点だろうが、表計算ソフトにおいては深刻な相違が存在する。 その理由を理解するために、簡単な計算式の作成方法を学習したい。両者の相違を説明する上で、どうしても必要な知識だからである。 セルの移動 まず、計算式の作成方法を簡単に予習したい。両者の相違を説明する上で、ど

          Numbers - セルのカット&ペーストと移動

          Numbers - テキスト入力

          表計算ソフトといっても、ワープロ同様、セルにテキストを入力する必要がある テキスト入力セルにテキストを入力する方法はいく通りかあり、最適な方法を選択すると便利 1. 上書き入力 すでに内容が存在するセルや空白のセルに対して、新しいテキストを(上書き)入力する セルをタップ 2.入力したい内容をタイピング 3.内容が新しく入力される(上書き入力) 2.挿入点の位置を決めて編集 上書き入力ではなく、内容の編集を行う。挿入点が表示され、前の内容を削除することなく編集

          Numbers - テキスト入力

          Numbers - 表題、外枠、内枠、一行おきの色付け

          表題 初期設定では「表1」となっている表のタイトルを変更できる。 「表1」をトリプルタップ 2.編集可能状態になるので、名称を入力 3.表題は、非表示にできる。ツールバーから「フォーマット」というアイコンをタップし、「表」というパネルのタブをタップし、「表オプション」という項目名の「タイトル」のチェックを外せば、非表示になる(通常、使わない) 表の外枠(使わない)「表のアウトライン」という項目名の線の太さを2ptに変更してみよう 2.外枠が表示される 内枠(使わな

          Numbers - 表題、外枠、内枠、一行おきの色付け

          Numbers - 表のフォント・サイズ

          表を見やすくする上で重要なことは、行の高さや列の幅の調節と同様にフォントの選択とサイズである 表のフォントやサイズ表全体のフォントを変更するには、表を選択し、一部を変更するには、そのセルや行や列を選択する。 表の全体 表を選択して、フォントやそのサイズを変更すると、その表で用いられているフォントやサイズが変更された値に統一される 左上の◎をタップして、表全体を選択 2.ツールバーから「フォーマット」というアイコンをタップし、右サイドバーを開き、「テキスト」というパネ

          Numbers - 表のフォント・サイズ

          Numbers - セルの結合と分離

          連続しているセルは、結合させて一つのセルとして扱うことができる。また逆に、最小単位に分離することもできる。 セルの結合まず、結合したいセルを選択 2.選択箇所を2本指タップしてコンテキスト・メニューを表示させ、「セルを結合」というメニュー項目を選択 3.3つのセルが一つになったので、内容を入力 4.完成 セルの結合を行うのは、大抵の場合、見出し項目 セルの分離セルの分離は、結合されたセルでしか行えない 結合されたセルを選択し、2本指タップでコンテキスト・メニュー

          Numbers - セルの結合と分離

          Numbers - 行の高さや列の幅の変更

          行の高さや列の幅は、個別に変更したり、まとめて変更したり、均等に変更したり、内容に合わせて変更できる 個別の変更 セルを選択してもいいが、特定の行や列を選択する方が作業が分かりやすくなるので、まず、行か列を選択 2.幅を変更したい列の右側(行の場合、下側)の枠線にポインタを置くと、形状が左右の矢印に変化するので、その状態で左右にドラッグ 複数の行の高さや列の幅の変更 複数の列を選択 2.枠の右側にポインタを置き、左右にドラッグ 3.比率を保った状態で、列の幅が増

          Numbers - 行の高さや列の幅の変更

          Numbers - 行や列の移動、行と列の転置

          行や列の移動行や列は、表の別の位置に移動できる。表を見やすくするために必要である。 表の行をタップして選択した後、ダブルタップした時に指を上げない(タップして、もう一度タップする際に、指をトラックパッドから離さない) 2.その行が浮かび上がるので、そのままドラッグ 3.適切な青い太線が表示されたら、そこでドロップ 4.必要な行をまとめて表示できる 行と列の転置 行と列は交換できる。行列の転置(transpose)配列と同じ 表をクリックして、◎をタップし、表を選

          Numbers - 行や列の移動、行と列の転置

          Numbers - 行や列の非表示、ヘッダ

          行や列の非表示表示しておくと、表が見づらい行や列は、非表示にできる。 家計簿を並べ替えると、同じ項目がいくつも表示される。表が見づらいので、同じ項目は非表示にする。 非表示にしたい行を選択し、2本指タップ 2.表示されるコンテキスト・メニューから「選択した行を非表示」を選択 3.不必要な行が非表示にされる。12と19の間に太い灰色の横線は、行の省略のマークである。1と11との間にも表示される 4.非表示のセルを再度表示するには、2本指タップでコンテキスト・メニューを

          Numbers - 行や列の非表示、ヘッダ

          Numbers - 行と列の選択、増減

          行と列の選択表をタップ(表の選択ではない) 表の上に表示されるアルファベットや左に表示される数字をタップ 3.その列全体、行全体が選択される 4.連続する行や列を選択するには 行や列をダブルタップするが、2回目のタップの時に指をトラックパッドから離さない(mouse up eventを検知させない)状態で、横にドラッグ(慣れればこれしか使わない) シフトキーを押しながら、最後の行や列をタップ(文字列と同じ操作だが、あまり使わない) 選択された行や列の枠の中間に表示

          Numbers - 行と列の選択、増減

          Numbers - セルの選択

          表を構成する最小単位である長方形は「セル」と呼ばれている。細胞という意味だが、集合して一つの体になるように、セルの集合体が表と考える。このセルにさまざまな情報を入力して、計算したり、グラフにしたりする。 表の選択表を操作対象として選択するには 表の何かをタップ(何でもいい) 左上に表示される「◎」をタップ 3.表の右辺中央、下辺中央、右下隅に白い正方形のハンドルが表示されれば、表が選択状態になっている セルの選択セルをタップ 2.選択状態でタイピングをすれば、デー

          Numbers - セルの選択