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Numbers - 数字の表記法

表計算ソフトにとって、最も重要なことは、数字の取り扱いである。数字と言っても、単なる人数や個数もあれば、通貨、割合、日付、タイマーの時間など、いろいろな場合で表記が異なる。

1. 数字

個数や人数を表す場合に使われる通常の数字の表記法である。平均値など整数とは限らない。

  1. 数字を入力したとき、最初は、記入したままの状態で表示される

2.ツールバーから「フォーマット」アイコンをタップし、「せる」というパネルのタブをタップし、「データフォーマット」という項目名の下のポップアップ・メニューをタップ

3.ポップアップ・メニューから「数字」を選択

4.「小数の桁数」という入力ボックスに「1」を入力(上下の矢印をタップしても可能)

5.選択箇所の数値がすべて小数点1位まで表示される。このとき、小数点2位は、四捨五入される

6.0を入力すると、小数点1位が四捨五入されて、小数が表示されなくなる

7.ポップアップメニューから「自動」を選択

8.小数点以下に値を持たない数字の表記は、最初に入力した表記とは異なり、必要最小限の表記になる。10.0や10.00の小数点の部分は意味を持たないと、省略される。

通貨で使われるような3桁ごとの区切り記号(,)を付けるかどうか、負数の表記をどのように扱うか、というオプションが用意されている。
数字が大きい場合、3桁ごとの区切り表記は便利だが、負数を括弧や赤字表記するのは、珍しい。

分数で数値を表記するオプションも用意されているが、一度も見たことがない。

科学的表記法(1.2E10など)は、桁が他に比べて大きすぎるか、小さすぎる場合に用いる程度でほとんど使われない。


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