アプリからデータベースなど開発初心者必見!ミクシィ社新卒研修資料を解説!
こんばんは。
今日は何度か出ているシリーズ、「学びの教材シリーズ」
今回は株式会社ミクシィが公式ブログにおいて公開したエンジニア向けの資料について、です。
ここ最近各社が新卒教育資料を公開する流れが見られますが、これから学んでいく人にとっては非常に参考になる資料です。
学び教材シリーズ
上記youtubeにあるように動画、スライドだけでなく、実際に研修をされた際の動画を見れることで研修を実際に受けている感覚になれる。
言うなれば大人版東進ハイスクール、と言ったところだろうか。
公開されている資料には、非常に多くのものがあり、
●git研修(動画、スライド)
●データベース研修(動画、スライド、SQL演習環境)
●設計・テスト研修(動画、スライド)
●iOSアプリ開発研修(動画、スライド、リポジトリ)
●Androidアプリ開発研修(動画、スライド、リポジトリ)
●フロントエンド研修(動画、スライド、リポジトリ)
●ゲーム開発(Unity)研修(動画、スライド1、スライド2、スライド3、スライド4、スライド5、リポジトリ)
unityについては以前も記事で取り上げましたが、こういった技術を会社に属する人間以外にも公開してくれるあたりに「社会が良くなるように」「新しい技術を磨く」と言った姿勢が感じられます。
iOSアプリ開発研修を見てみた
まずは我々が普段何気なく使っているiphoneアプリの研修について動画と資料を見てみました。こちらも18'新卒の方が講師となり、チューターとして16'新卒の方補佐の元研修が展開されていきます。
1日で研修自体のプログラムが構築されており、歴史から設計・テストまで一気通貫で学習をしていく内容となっています。これを経て実際に自分で開発をしてみる、と言ったフェーズを踏んでいきます。
iOSアプリの開発歴史を辿るとスティーブ・ジョブズの流れを同様に追うことになります。Appleの創業者スティーブ・ジョブズは自過剰在庫を率いて20%の人員削減を余儀なくされたり、社内人間関係がめちゃくちゃだったこともあり1985年にappleを追い出されます。ジョブズについて知ることも結構面白いのでお勧めします。
そんな中、NeXT社を設立し、appleに買収を仕掛けて実現させ、iOSの時期基盤技術として当時開発していたNEXTSTEPをきっかけにappleに非常勤顧問という形で復帰を果たした。
そこからAppleに戻ったジョブズがiphone開発、iOSアプリ開発の言語としてObjective-C、Swiftの後に今回のテーマであるSwiftUIと言った言語がリリースされていきます。
概要を話した後はそれぞれのリポジトリへ飛ぶとソースコードが用意されています。
例えば1-1では、実際にプログラムを作成しながらアプリの動作を見ていきます。
例えばとあるソースコードを開き、Resumをボタンとおすと
Hello,World!
言葉を表示するアプリが出来上がるわけです。こういった実際の動きを構築していく作業を本研修では行えるわけです。
人となりを知りながら開発について学ぶ
ここまでiOSを例に資料とリポジトリをベースに話してきました。どのテーマにおいても新人研修用資料ということで、必ず講師が存在します。例えばチーム開発でのGit(+GitHub)の使い方とGitの内部的な挙動について学ぶgit研修では、藤田さんという19'新卒の方が講師をされています。
誰が講義をしていて、どういった経歴があるのかが明示されていることで安心、納得して講義を受けられることもあるかと思います。そういう意味では透明度をここまで高くして開示してくれることに感謝ですね。
他社 教育資料続々
ミクシィに限らず、サイボウズやリクルートなども続々と新卒教育資料を開示しています。
<サイボウズ>
サイボウズといえば、キントーンなどのwebサービスを展開されている会社で、働き方にも非常に注力しています。
こう言った実務で使っている会社などで教育資料が上がるのは有益ですよね。ベトナム語超入門というコースがあるのもまた独特です。
<リクルート>
こちらはリクルートのエンジニアコースで教育資料を公開しています。ミクシィやサイボウズと比べ、こちらはAWSについてかなり厚めに公開しているところが特徴です。
<セガ>
こちらは少し変わった教材です。線形代数講座ということで大人の数学講座をセガ社が開示しています。
なんだか懐かしい言葉などを見ながら、プログラミングにおけるモデル化などの基礎学習に生かしてもらえたらと思います。
学びの習慣こそが次の一歩を生み出す
どの会社も、今に満足することなく学び自分を成長させることで次の一歩が見えてくるのだと思います。
こういった無料でも良質な勉強できる素材がたくさん集まってきました。そのうちテーマごとの勉強用マガジンも用意したいなぁと思いつつ、僕自身も一つでも多くの情報を取り入れ研磨してアウトプットできるようにしていきたいと思います。
では。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?