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フジワラコウ
2024年6月10日 18:00
好ましい食べ物を口にした時、「なぜ美味しいのか」とあれこれ思索するのは筆者にとっての日常だ。一般的には何かしら食への探求やレシピの研究・開発等でもしていない限りそのような態度は稀であろう。美味しさとは深々と考え込む対象ではなく、素直に感じ、浸るものなのだ。ましてや往年のグルメ漫画のように美味しいと感じた理由や経緯を聞かれてもいないのにペラペラと喋ったり、逆に他者から根掘り葉掘り聞かれるといった尋