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【日記】あたりまえ(2022/3/11)
「成功の秘訣は、あたりまえのことを、特別上手にすることだ」
(ジョン・ロックフェラー 1839-1937 実業家)
3月11日金曜日、晴れ。大阪は春模様。
先日、職場の人と話していて、こんな会話になった。
相手:『〇〇の店(飲食店)の△△、今度なくなるらしいですよ。』
私:『えっ、そうなの!△△をなくすなんて、信じられない。魂を売ったのか!』
相手:『ほんとですよね~。□□っていう商品に変わるらしいですよ。』
私:『△△と□□、どっちも売ればよいのに!けしからん!』
相手:『そうですよね~。ところで、Keita@さん、そんなに△△が好きなんですね。結構食べてるんですか?』
私:『ん、、一年に一回、食べるか食べないか、かな…』
相手:『だからなくなるんじゃないですか~』
そう。
人は、"あたりまえ"と思っていたものが奪われそうになると、激しく抵抗するものだ。仮に、それに対して強い思いがなかったとしても、普段の景色の中であたりまえになっていれば、その抵抗は成立してしまう。
でも、それが無くなることには理由がある。
商品であれば、私のような『金を落とさないやつ』がいるから、そういう問題が発生するのだ。。
あたりまえのものであればあるほど、敬意を払わなければならない。
11年前の今日。
東北地方で未曽有の大災害が発生した。
それはつまり、多くの人のあたりまえを、理不尽な何かが一瞬で奪う出来事だった。
私の地元は岩手県で、11年前は地元を離れていたが、両親とは連絡がとれず、連絡が取れるまでの3日間、緊張した毎日を過ごしていた。
『あたりまえに連絡がとれる』
『あたりまえに存在している』
それがどれほど尊くて、素晴らしいことだろう。
人は、あたりまえを奪われそうになった時にしか、往々にしてそれに気づかないが、そんなことに気付いて行動できるようになった時に、人は成長したといえるのかもしれない。