売上1位のフィーノを押さえ、30代ヘアケア満足度1位のブランドは〇〇だ！
こんにちは。ベトナム在住ライターの寺内です。
みなさんシャンプーはどんなものを使われていますか？
日本のドラッグストアや総合ディスカウントストアなどではシャンプーの種類がとても多く、毎回びっくりします。
ベトナム人にも日本のシャンプーはとても人気で、ネットや大型スーパーでも販売されています。周りのベトナム人女子も日本のシャンプーを購入している子が多く、「これはどうなの？！」と新商品について聞かれることも多いのですが、ヘアケア製品に疎い私は「？？」となることも多々。
そんなこともあり、今どんなシャンプーがどのような人にどんな理由で選ばれているのか知りたいと私も思うようになりました。
今回はKnowns Bizを用いて、現在私の年代にあたる30代女性から人気のあるシャンプーについて比較分析していきます。
30代女性からの満足度が高いシャンプー
まず30~39歳女性によるヘアケア商品(低価格)の満足度を調べると、
1位：ユニリーバ LUX バスグロウ
2位：フィーノ
3位：ユニリーバ LUX ルミニーク バランス
という結果が出ました。
1位には「LUX」のバスグロウがランクインしています。定番の“スーパーリッチ”シリーズは知っていましたが、それ以外に現在は8種類のラインナップがあり、中でもバスグロウが圧倒的に人気のようです。
2位は「フィーノ」3位にはまたもや「LUX」のルミニークバランスが入ってきています。
このことから「LUX」のラインナップが圧倒的に人気なことがわかりました。何故「LUX」なのでしょうか？
日本人に向けたダメージケアシャンプー
「LUX」は、1989年に日本で「LUX スーパーリッチ」を初めて発売し、「シャンプーでの髪のダメージケア」という発想を日本のヘアケア市場に広げました。「LUX」はイギリス発石鹸のブランドでしたが、日本の時代背景や競合状況にあわせてヘアケアのブランドとして売り出すことに。「LUX スーパーリッチ」は日本人の髪質に合うよう開発された日本生まれのシリーズなのです。
またCMにハリウッドスターを起用し、“海外のよさそうなシャンプーが日本に上陸した”という先進性を出し、『女性の憧れる存在になれるヘアケア製品』をアピール。
筆者も子供の時に観たペネロペ・クルスのCMが思い出されます。98年にヘアケア市場全体のブランド別売上高でシェアトップに躍り出た後、時代ごとに変わる髪や肌への悩みにあわせた商品を次々に展開しています。
ユニリーバLUX自体の認知率も高く、世代別の分析を見ても幅広い世代に認知されています。誕生から30年、発売当初若者だった50~60代からの認知も高いです。
時代と共に進化したブランド
ブランドが長く生き続けるためには、若年層のファンの獲得も不可欠です。
幅広い世代のモニターの声を元に何に特化したシャンプーを求めているか、好みの泡立ちや香り、髪の指通り、使いたい場面など多様な要望に応えられる製品づくりを目指し、現在の8シリーズになりました。
また現在のブランドアンバサダーはハリウッド女優ではなく、モデル、俳優、プロデューサー、デザイナーと枠に捉われない挑戦を続ける水原希子氏を起用。
時代が移り変わるとともに“美しさ=個性”と人々の“美しさ”の捉え方も変わりはじめ、一つの固定化された理想像ではなく、内面の美しさや年齢、肩書き、性別に捉われない一人ひとりの美しさに目を向ける時代になりました。
「LUX」は容姿だけにとらわれない “美しさ”や“生き方”の選択肢を世の中に増やしたい、“ありのまま”“自分の信じる美しさ”を現代の女性を応援したいという思いから今回、チャレンジングに活動し輝きながら、自らの“美しさ”に対して問い続けている水原希子氏の起用に至ったそうです。
詳細：水原希子氏の「LUX」ブランドアンバサダーインタビュー
また、「LUX」は“自分の信じる美しさ”ついてのインスタライブを各著名人を招いて行うなど、SNSを活用しコミュニケーション施策や多様性やそれぞれの美しさについて発信しています。
では何故、私たち30代女性のなかでLUXシリーズの「バスグロウ」と「ルミニークバランス」が人気なのかを見てみましょう。
LUX バスグロウを選ぶ人は？
"24種の美容アミノ配合で芯までうるおう髪へ"
「LUX バスグロウ シリーズ」は「お風呂上りの髪のまとまりやツヤが一日続いてほしい」という声から誕生し、洗いたてのような”うるおい”と”ツヤ”がキープされ、まとまる髪が一日中続くのが特徴です。
「LUX バスグロウ」の購入経験がある方の個人価値観は固定観念が強く、自分の感性や好きなことを重視しているのが特徴です。社会・消費価値観を見ると周りとの調和や流行りに敏感で情報収集を自ら行い試すタイプの女性が多いようです。
ブランドイメージは、"カジュアル・プチリラックス"、"リラックス・リフレッシュ"、"期待感・ワクワク"が上位3つに来ています。
また可愛らしいボトルから女性らしいイメージも持たれるようです。
認知率は特別高くありませんが離反率は低く、リピーターが多いことがわかります。
忙しい中でも1日中髪の毛がまとまることで仕事や家事に忙しい30代女性に選ばれるようです。
LUX ルミニーク バランスを選ぶ人は？
「LUX ルミニーク バランス シリーズ」はシャンプー時間を通じて髪をケアすることだけでなく、自分と向き合う時間を作って深呼吸する、「深呼吸シャンプー」という新習慣を提案しています。
多忙な日々の中でもシャンプー時間で髪と心が整う、のが特徴です。
「LUX ルミニーク バランス」の購入経験がある方は倹約家で大雑把な部分もありながら自分の満足度を重視する人が多いのが特徴です。真面目に倹約しながら、自分の時間を大切にする人だからこそ、シャンプーに癒し時間を求めているのかもしれません。
社会・消費価値観で見るとバリバリ働き、推しや話題となりそうなものなど、自分のモチベーションに繋がるものを購入する傾向にあります。
ブランドイメージは、"期待感・ワクワク”、"リラックス・リフレッシュ"、"上品・優雅"が上位3つに来ています。
独自開発のマイクロオイルテクノロジーを採用しているLUX ルミニーク バランス シリーズは髪のケアをしながら香りを楽しみつつ、心も整えケアしたいという女性に人気のようです。
まとめ
私と同世代の30代女性に選ばれるのは「LUX」でした。
中でも「LUX バスグロウ シリーズ」では
・自分の感性や“好き”に対して素直
・流行に敏感で情報収集をする
・忙しい中でもヘアケアをしたい
そんな人に選ばれているようです。
「LUX ルミニーク バランス シリーズ」は
・コスパ重視
・自分の時間、感性、モチベーションを重視
・ヘアケア時間=癒し時間
そんな人に選ばれています。
上記を踏まえ、特に30代女性に選ばれている「LUX バスグロウ」と「LUX ルミニーク バランス」は幅広い層から認知されている「LUX」のシリーズでも、ヘアケア効果と手頃な価格・入手のしやすさで、忙しい中でもシャンプー時間を楽しみたい30代に支持されているシリーズだとわかりました。
髪質や好みの香りによって求めるシャンプーが異なるのに対し、それぞれのシリーズ展開で消費者に答えているのが「LUX」なのです。
筆者のひとこと
今回の分析を経て、私自身も旧正月休みの一時帰国中に「LUX バスグロウ シリーズ」を使用してみました。普段、大雑把で髪に無頓着な私でも「シャンプーでこんなに髪質が変わるんだ？！」と驚くほど、1日中髪がまとまり、朝の支度の時間が短縮され、出掛けるのがより楽しくなりました。
逆に旅行先でホテル備え付けのシャンプーを使用してみると、翌朝友人から「髪、大丈夫？」と聞かれるほどまとまりのない髪に・・笑
毎日使うものだからこそ、自分に合ったシャンプーを見つけることが大事だと実感しました。
次回の帰国時は他のLUXシリーズも試してみたいと思います！
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