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ノンファーム型接続とは

再生可能エネルギーの普及が進むが、系統の容量拡大は同じスピードで進まない。系統の容量は常に100%使っているわけではないため、系統容量がいっぱいになるときには出力制限されることを前提としたノンファーム型接続が開始した(2021年1から全国的にスタート)。 参考URL https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/grid/08_syuturyokuseigyo.html

    • 2024/7/14~2024/7/20 気になった記事

      【感想】 電力マイナス価格の記事である。 特に太陽光発電が普及したことで昼間の発電量が多くてマイナス価格が生じている。これを問題のように論じていることに違和感を感じる。再エネが普及してきた結果、エネルギーが安くなる方向に進んでいることは進歩だと考える。一方、再エネ特有の電力需給の不安定さが課題のため系統蓄電池などのエネルギー貯蔵設備を普及させて需給の不安定さを吸収させたい。まだ再エネ普及に対して課題が残っており、ビジネスチャンスが大いに残されていると考えることにする。 送電網

      • 2024/7/7~2024/7/13 気になった記事

        東電HDが水力発電のリパワリング工事を開始するようだ。老朽化のため効率の良い機器に変えるらしい。3万kW未満の中小型水力発電はFIT対象になり、FIT買取単価が高く設定されているため、FIT適用を狙っているようだ。 Jパワーのことも書かれていたが、こちらはリパワリングを進めていて、発電電力を40万kWに増強もしている。 【感想】 大規模な工事で費用も掛かるから後回しにされていたと考える。FIT適用を狙って3万kW未満のままにするらしいが、東電HDのように体力がある企業はFI

        • 電力市場とは?

          電力市場の種類卸売市場  大量の電気を発電所から電力会社などが購入する市場です。  取引形態として、スポット市場、先渡市場、時間前市場があります。  卸売市場の取引形態について、次項で詳しく書きます。(JPXの資料が分かりやすい) https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/oroshi_jukyu/pdf/003_05_00.pdf 小売市場  家庭やお店が電力会社から電気を購入する市場です。  取引形態として、

        ノンファーム型接続とは

          学習目次(ChatGPT作成)

          電力取引に関する知識を効率的に学び、毎日noteに記事を投稿するための学習カリキュラムを提案します。以下のカリキュラムは、基礎から応用まで段階的に学習できるように構成されています。 1ヶ月目: 基礎知識の習得 1週目: 電力市場の基本概念 学習内容: 電力市場の構造、電力供給チェーン、主要な市場参加者(発電事業者、送配電事業者、小売電力事業者) 記事テーマ例: 電力市場とは?その仕組みと主要プレイヤー 2週目: 電力取引の種類 学習内容: 卸売市場と小売市場、スポ

          学習目次(ChatGPT作成)

          バランシンググループ(BG)とは

          30分単位で電力の需要と供給を一致させなけばならない。(計画値同時同量制度)この計画値同時同量を守れなかった場合にはインバランス(ペナルティ)を支払う義務がある。 同時同量の調達が難しいときにグループ単位で電力の需給を調整して、グループとして同時同量を達成する仕組みをバランシンググループという。 以下に、バランシンググループ(BG)に加入するための手順を示す。 ①BGの種類を決定する 発電BGと需要BGがある。  発電BG:発電所が一般送配電事業者と契約を結び、発電所間で

          バランシンググループ(BG)とは

          発送電分離

          発送電分離の経緯をまとめる。 (1)会計分離 (2)法的分離 (3)所有権分離 この3つの分離がある。 (1)会計分離 2003年に電気事業法の改正により、(1)会計分離が実施された。 主な目的は、①情報遮断②内部相互補助の禁止③差別的取り扱いの禁止である。 これにより、送配電部門と発電・小売部門を分断させる。 (2)法的分離 2024年現在の日本の発送電分離はこれに該当する。 大手電力会社(例えば東京電力HD)は送配電部門を別会社にして持株会者の傘下に置いている。(東京

          発送電分離

          今日の納得した言語化 ・コミュニケーションのためのコミュニケーション ・使命感

          今日の納得した言語化 ・コミュニケーションのためのコミュニケーション ・使命感

          久しぶりの落合陽一

          Weekly Ochiaiは度々聞いていたが、久しぶりに落合さんの講演を聞いた。やっぱり尊敬できるな、言っていること同意できるなということを言語化してくれた感を感じた。 大学院時代に孫さんの講演映像を聴き漁っていた時代に、たまたま見つけたのが落合陽一。その講演では「計算機自然ってなんだ?」「デジタルと自然が融合の融合!?」「iPhoneもデジタルと自然の融合なのかな。そう考えればそのような未来はこれから発展する!」って直感的に感じた。そこからYouTubeで落合さんの他の動

          久しぶりの落合陽一

          積み上げ思考と目標思考

          最近の自分の課題である。積み上げ思考的な人生の送り方をしている。プライベートでも仕事でも。これでは満足感や達成感が得られないし、ダラダラと時間だけが過ぎ、"時間をかけた"="頑張った"の思考になっている。 振り返れば、中学校時代は目標思考であった。宿題を終わらせれば自由の時間だという考え方で"やること"を"短時間で"やろうとしていた。その結果、集中してできるし、"やること"がわかっている=全体が見えていることになっていた。 しかし高校時代、やるべきことが多く難しい事が多く

          積み上げ思考と目標思考

          今日は先輩と、ステファンマクスウェル式を使ってモデル化した。 大学物理の式を開発に使うことへの想いより、工業製品は自然科学をコントロールした先に出来上がるものだとつくづく感じる。 それができるようになるのが”エンジニア”か。

          今日は先輩と、ステファンマクスウェル式を使ってモデル化した。 大学物理の式を開発に使うことへの想いより、工業製品は自然科学をコントロールした先に出来上がるものだとつくづく感じる。 それができるようになるのが”エンジニア”か。

          読書

          K.Aくんが勧めてくれた「ヤバい経済学」という本を読み始めた。 第1章 学校の先生と相撲の力士、どこがおんなじ?を読破。インセンティブについて書かれていた。経済学を突き詰めると、インセンティブの学問らしい。 人は自分の欲しい物をどうやって手に入れるか、とくに他の人も同じものが欲しいと思っているときにどうするか、それを考えるのが経済学だ。 インセンティブはデータを解析すれば分かるらしい。例えば、インチキがされているのかは、正しいパラメータを見つけ出してデータを分析すれば分

          note始めました。

          日々思ったことを、アウトプットしようと思って始めました。

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