2024/7/14~2024/7/20 気になった記事

【感想】
電力マイナス価格の記事である。
特に太陽光発電が普及したことで昼間の発電量が多くてマイナス価格が生じている。これを問題のように論じていることに違和感を感じる。再エネが普及してきた結果、エネルギーが安くなる方向に進んでいることは進歩だと考える。一方、再エネ特有の電力需給の不安定さが課題のため系統蓄電池などのエネルギー貯蔵設備を普及させて需給の不安定さを吸収させたい。まだ再エネ普及に対して課題が残っており、ビジネスチャンスが大いに残されていると考えることにする。
送電網拡大はどのように考えればよいのだろうか。発電制御指令が課題に挙げられることもあるが、だからといっても需要が無いのに送電網拡大しても過剰設備になってしまう。ここもどのくらいの送電網容量にするのが良いのか最適計算ができるのかなと考える。

無電力で世界最大6.2kWの熱エネルギーを輸送できるループヒートパイプを開発 NEDOなど - fabcross for エンジニア
【感想】
電力を使用せずに10kW以上の熱を輸送できるループヒートパイプ技術を開発した記事があった。これは排熱を有効活用でき、ヒートポンプより省エネの技術だと感じた。毛管現象で冷媒が移動する技術的な原理を理解できていないが、冷媒移動に電力を必要としない点がヒートポンプと比較して省エネだと感じている点である。

【感想】
原料が日本に豊富にあることから、日本に利がありそうな再生可能エネルギーということで注目されている。薄くて軽いというものとしての良さは理解できるが、トヨタを含めた大手が投資をすると判断した理由が分からない。


【感想】
トランプは再エネに関心を持っておらず、大統領になった際は再エネを優遇する措置はしないと考えられる。しかし、アメリカの企業はそんなことを気にせずESG関連に投資をしていると私は捉えた。

【感想】
トヨタがV2Gを検討し始めている記事が出てきた。2024年内にアメリカでbz4xを用いたV2Gの検証を始めるようだ。bz4xの電池容量は71.4kWh/台であり、車両1台としては電池容量が小さいために系統電力の市場における収益がどのくらいなのかが気になる。また、検証後にはEVを使用したV2Gの収益モデルを確立してほしい。

【感想】
パワーXが蓄電池の量産に向け、岡山県に蓄電池量産工場を作る。生産量は3.9GWh/年だそうだ。テスラが2014年に作ったギガファクトリーでは37GWh/年の生産能力のため、当時のテスラの1/10の規模である。このように電池の量産が進んで価格が下がることを期待する。

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