【逆転検事】クリアしたので感想とか語ります【結論→主人公御剣もありだな】
先日、逆転検事をクリアしました。
Twitterには書けなかった感想を、この場を借りて語っていきます。
ちなみに、当方の逆転シリーズのプレイ歴は以下の通りです。
逆転検事1については、2009年に発売されて以降、約15年ぶりのプレイとなります。正直なところ、ストーリーは忘れている部分が多かったので、新鮮な気持ちでプレイできました。
シリーズファンであると自負している私の感想に、共感いただける方が1人でもいてくれたらうれしいです。ぜひ最後までお読みください!
※以降は、ネタバレを含みます。ご理解の上、お進みください。
1.御剣を操作する楽しさ
逆転裁判シリーズの主人公と言えば、「弁護士」が主人公のケースが多いです。「無実の弁護人を無罪にする」というのが、基本コンセプトになっていますからね。
しかし本作では、従来は敵側である「検事」の立場から、真犯人および真実を追求してきます。逆転裁判において、一時的に御剣を操作することはあっても、それはあくまで一時的(代理)であったため、こうして主人公に抜擢されたことはうれしく思います。
さて、いざ御剣を操作してみると、法廷で見せる真面目でキリっとした姿とのギャップに驚くと思います。トノサマンをアツく語っている姿や、新人の頃の野心あるれる姿など、逆転裁判で鱗片が見えていた部分にフォーカスがあたり、「御剣って普段はこういう姿なのか…」とより親近感が湧きました。
2.一対一の議論がアツい
逆転検事の舞台は、基本的に現場です(一部、裁判所での事件もありますが)。
「裁判」というスタイルから解放されたことで、犯人や関係者と「直接対戦している感じ(いわゆるタイマン)」が強くなったと感じました。
これがなぜか分析してみました。前提として、逆転裁判では「弁護士 VS 犯人+検事」という対立構造を取っています。そのため、
みたいな流れで、1対2(裁判長の心象次第では1対3にもなり得る)の構図になっていたんですよね。矛盾をしてしたと思っても、裁判長が納得しなければ却下されることもあったため、「なんか今回は味方が少なくね?」と感じることもたまにありました。
本作では、「裁判」という場を離れたことで、「裁判長を納得させる」というプロセスが減りました。相手にするのは単独のケースが多いため、「対戦している感じ」を強く印象付けられていたのではないでしょうか。
3.お馴染みのキャラも登場
今作の要素として嬉しいのは、シリーズキャラが随所に関係してくるところではないでしょうか。私が気づいた要素を挙げると、
ざっとこんな感じですかね。
このように、知っていれば「あーなんか見覚えがある!」というキャラクターが、1話につき1人は登場すると思います。シリーズファンにはうれしい要素だと感じましたね。
4.ゲームの難易度はカンタン
答えを覚えていた訳ではないですが、本作の謎解きは結構難易度が低いです。というのも、キャラクターが次に何をすればいいか教えてくれるからです。例えば、
などでしょうか。ヒントが多かったため、大きく躓くことはありませんでした。仮にゲームオーバーになっても、その時点から再開できるので安心です。そういった理由から、難易度は低いと感じている次第です。実際に私も、本編は攻略サイトを見ずにクリアできました。
5.科学操作や証拠品分析がほしかった
ここまで良かった点を述べてきたので、次は改善してほしい点を挙げます。
まず一時期、「オリジナル版のドット絵がなんかおかしくね?」という疑問の声が上がっていましたが、ぶっちゃけそれはどっちでもいいです、自分はモダン側を選択してプレイしました。
ドット絵のクオリティは置いておくとして、リマスター前/リマスター後を切り替えられる仕組みはありがたいですね。過去にプレイしたユーザーを大切にしつつ、新規ユーザーの需要にも応える。選択肢を持たせることが、リマスター成功のカギのひとつとなりそうですがいかがでしょうか。
はい、話題が逸れたので本題へ。
私個人として一番気になったのが、「逆転裁判 蘇る逆転」などに採用された「科学捜査」「証拠品を調べて新たな証拠を見つける」という要素です。
まず前者ですが、逆転裁判には
といったものがありました。これを本作でも導入してほしかったですね。せっかく茜ちゃんが登場したので。
一応、血液反応を調査する機会もあったんですけどね。しかし今作では鑑識さんがやってくれて、結果だけ教えてもらうことになりました。調査するのが面白かっただけに、今作になかったのは残念です。
次に「証拠品を調べたかった」ですが、蘇る逆転などでは、証拠品を向きを変えたりズームにしたりいじってみたりして新たな証拠(指紋や血痕、不自然な傷など)を見つけ出す要素がありました。これが本作になかった(正確には任意のタイミングでできなかった)のが残念です。調べる機会は用意されていたので、こちらの要素も実装してほしかったな。
* * *
以上、気になった点はこれくらいですね。そもそもリマスターなので、シナリオを変えて新要素を加えろというのが土台無理な話ではありますが。それ以外は、原作を忠実に再現しつつ、満足のいく仕上がりになっていたと私は思いました。
6.トロフィー🏆は取り逃がしてもOK
一応トロフィーを集めている身として、本作におけるトロフィーの話もしておきます。
本作のトロフィー集めは非常に簡単です。基本的に、トロフィーの解放条件となっているのが、
なので、その指示通りにやればOKです。トロフィーの取得条件は、以下のサイトにまとまっています。
ハシゴの話だけ、本作と2で条件を満たす必要があります。そこだけ注意かな。まぁ取り逃がしてしても、クリア後にチャプターセレクトで話の途中から再開できるため、やり直しの手間は少ないです。
これがプラチナ取得率が20%を超えている理由ですね。とりあえず最初はトロフィーは気にせず遊んでも問題ないと思いますよ。
7.終わりに
本記事では、PS4/Switchで発売された「逆転裁判1&2」のうち、「逆転裁判1」をクリアした感想についてまとめてみました。
長くなったのでまとめると、
という感じです。未プレイの方、買おうか気になっている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。