2021年後半に向けての目標や行動の立て直し3つの基準
みなさんこんにちは
ビジネスコーチ たかぎけんじ です
いつもお読みいただいてありがとうございます
2021年も半分が終わりました
あなたは上半期を振り返ってどんなことを感じるでしょうか
きちんと取り組めたこと
もっとこうすれば、きっともっとうまくいくと感じること
取り組むのをやめてしまったこと
実は全然手がつけられていないこと
いろんなことがありますよね
中には、気持ちが下がるから思い出すのも嫌だ
なんて、方もいらっしゃるかもしれません
ぼくが主催している日本橋私塾の昨日の月例会では
今年の上半期を振り返って
これからの下半期を一層充実した半年間にするために
2021年の目標の再設定をやりました
昨日の月例会が終わった後で塾生の皆さんに
もっと明確に伝えてた方が良かったなと思うことがあったので
今日は2021年の下半期に向けて目標に向けての行動を仕分けをするにあたって
その目的と仕分けの3つの判断基準のお話をしていきたいと思います
あなたの判断を鈍らせる
思考や感情の偏りなどについてもお伝えしていくので
今年の後半を充実させたい方は
ぜひ、最後までお読みくださいね
今日のお話を動画で見たい方はこちらから
https://youtu.be/gIQ89ryA6ig
それでは参りましょう!
2021年の上半期が終わり
あなたの今年の目標や目標達成の行動を
見直すとても良いタイミングです
きちんと取り組めたこと
もっとこうすれば、きっともっとうまくいくと感じること
取り組むのをやめてしまったこと
実は全然手がつけられていないこと
いろんなことがありますよね
ここからの半年間をより質の高いものにするために
目標の再設定や目標に向けての行動の
仕分けにぜひこのタイミングで取り組んでいただければとおもいます
今日は、2021年の下半期に向けて目標の再設定や目標達成の行動の
仕分けをするにあたって
その目的と判断基準のお話をしていきたいと思います
まず、この目標の再設定、仕分けの目的は3つあります
その3つとは
半年間の取り組みを通じて得たフィードバックを元に
1、継続をすること
2、やめること、手放すこと
3、軌道修正をすること
の3つを明らかにし、実践すること
そして、これらを通じて
目標達成をより確実にしたり
目標に到達するスピードを高めたり
毎日の充実感をより高めたりすること
にあります
この3つもうちょっと丁寧にお伝えしておきましょう
まず、一つ目
1、継続すること
これは上半期にやってきたことの中で
(1) 現状、成果が出ていることや
(2) もう時期成果が出ることがわかっていること
(3) もう時期成果が出ると感じられること
といったことですね
とくに、難しく考える必要はないでしょう
次に二つ目
2、やめること、手放すこと
これは、現状成果が出ていなくて
(1) 継続しても成果が出ないことが明らかなこと
(2) 継続しても良い変化は期待できないこと
などを明確に「やめる」「もうやらない」と決めて
その通りにすることです
あとで「ああ、やっぱりやっておけば良かったなー」
なんて考えることがあると、その他の行動のエネルギーを
あなたから奪ってしまう可能性があるので
明確に「やらない」と決めてきっぱりやめてしまうことが大切です
最後の3つ目は
3、軌道修正をすること
これは、現状成果が出ていないものを成果が出やすいように
軌道修正をするものですね
先程の2つ目と多少重なる部分もあるかもしれませんが
似たようなカテゴリーで別な行動に切り替えるは
3つ目に当たると考えれば良いでしょう
例えば、情報発信は継続するけど
インスタでは成果が出ていないので
そこにかけている時間とエネルギーを
Twitterとブログの発信に振り返る
のような感じです
この3つの判断基準
1、継続をすること
2、やめること、手放すこと
3、軌道修正をすること
で、上半期の行ってきた目標に向けての行動を
軌道修正していきましょう
ですが、あなたがこれまで行ってきた行動を
客観的にこの3つに仕分けするのってちょっと難しいかもしれません
難しくなる理由として
ぼくらの持っている思考や欲求の偏りが考えられますね
具体的には
1、現状維持バイアス
2、損失回避バイアス
3、変化や多様性を求める欲求
などが挙げられます
もう少し詳しくお伝えしておくと
1、現状維持バイアス
これは、行動経済学でよく出てくる人間の思考や判断の偏りで
「知らないものや、未経験なものよりも 既に知っていること、もの
やったことがあることを優先的に選択する傾向のことです」
このバイアスによって
やめた方がいいこと、手放した方がいいこと、やり方を変えた方が良いこと
を変えられなくなってしまうことがあると考えられます
2、損失回避バイアス
行動経済学におけるプロスペクト理論によると
同程度の大きさの利得と損失があるときに人間は損失の方を
大きく感じる傾向があるとされています
何かの行動をすることで
または、何かの行動をやめることで
失うリスクを大きく感じてしまい
「行動できない」「行動をやめられない」「行動を変えられない」
ということを引き起こす可能性があります
3、変化や多様性を求める欲求
マンネリ化っていうと伝わりやすいですね
同じ行動を継続していると
そこから得られる刺激はやればやるほど小さくなるので
飽きてきてしまうということが起こりますね
スポーツクラブに通って筋トレをするのが
ある時から続かなくなるの理由はこのマンネリ化
にある場合が多いと思います
スポーツクラブに入会したての頃は
通うことそのものが新鮮で
「スポーツクラブに通っている自分」っていうだけで
刺激的だったりします
筋トレも始めの頃は
持ち上げられる重量がどんどん増えて行ったり
繰り返せる回数が多くなって行ったり
筋肉痛が前の日頑張った自分を思い出させてくれたり
刺激的です
でも、3ヶ月もすると
「スポーツクラブに通っている自分」は
当たり前なので、刺激になりません
筋トレもある時点からは、始めた当初にくらべると
あげられる重量の増え方も鈍くなりますし
あげられる回数も増えなくなってきます
筋肉痛も残りにくくなっていきますよね
つまり、頑張った自分を感じることができる刺激が
小さくなってきますね
こういった刺激の減少がその行動をする楽しさを
感じにくくさせていきます
変化が多様性を求める欲求が
「継続した方が良いこと」を
継続させることを妨げることがあるのですね
まとめておくと
目標に向けての行動を仕分けするときに
あなたの判断を鈍らせる要素としては
1、現状維持バイアス
2、損失回避バイアス
3、変化や多様性を求める欲求
などが考えられます。
それでは、少しでも的確に判断をするには
どんなふうに考えたらよでしょうか
今日は、ぼくからは「成果」と「感情」ふたつの視点での
判断をご提案してみようと思います
成果とは
「今すでに成果が出ている」
「もうすぐ成果が出ることがわかっている」
「続ければ成果が出ると感じることができる」
を判断基準にするということです
感情とは
それに取り組んでいるときに
あなたがプラスの感情を感じることができるかどうか
を判断基準にするということです
このときに、気をつけたほうが良いのは
「それに取り組んでいるとき」というのがポイントです
取り組んでいるときにプラスの感情を感じることができること
の中には、取り組む前にはめんどくささなどマイナスの感情を
感じさせるものもあることです
たとえば、先程スポーツクラブの例を出しましたが
スポーツクラブって慣れてくると
いくまでって結構めんどくさいなとか
今日はちょっとだるいからやめておこうか
とか
今週は体調がすごくいい
だけど、今日筋トレしたらあしたから筋トレの疲労で
体調下がっちゃうかもしれないから
とか
あまりプラスでない感情とか思考が出てくることってありますよね
だけど、ここを乗り越えて実際にスポーツクラブに行って
トレーニングを始めると
楽しさや力強さ、頑張る自分に対する誇らしさとか
プラスの感情を与えてくれます
こういう時は「実際にそれをやっているときの感情」を優先して
プラスと判断しましょう
さあ、今お伝えした「成果」と「感情」
この二つの組み合わせで下半期にどうしていくかを仕分けしていきましょう
1、継続をすること
これは
「成果」が出ている
「成果」が見込める
「成果」が出ると感じることができる
ことで、かつその行動をすることがあなたをプラスの「感情」にしてくれること
2、やめること、手放すこと
は
「成果」が出ていない
「成果」が見込めない
「成果」が出ると感じることができない
ことで、かつその行動をすることであなたをプラスの「感情」にしてくれないこと
3、軌道修正をすること
「成果」が出ていないけれど
その行動をすることがあなたをプラスの「感情」にしてくれること
これを、より成果が出やすいと思える方向へ行動の仕方を変えていきましょう
はい、ありがとうございました!
それでは、今日のお話まとめておきましょう
今日は2021年の後半に向けて
目標に向けての行動を仕分けをするにあたって
その目的と仕分けの3つの判断基準のお話をしてきました
3つの判断基準とは
「成果」と「感情」をもとに
1、継続をすること
2、やめること、手放すこと
3、軌道修正をすること
決めていくことです
あなたの判断を鈍らせる
思考や感情の偏りなどについても詳しくお伝えしてみました
今日のお話を動画にしました
https://youtu.be/gIQ89ryA6ig
ぜひ動画でおさらいしてみてください
みなさん
正しい手洗い、適切なマスクの着用、三密回避に配慮して
毎日を上手に楽しんでいきましょう
それでは、今日はここまでにします
今日も最後までお読みいただいてありがとうございました
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