加納コーポレーション株式会社さんのサイトを分析してみた
ことばの壁を超えて、日本の文化を世界に広める加納コーポレーションさんのサイトは、イラストと文字がいい味を出しています。
KNAPのデザイナー3人でトークしてます。
あくまでメンバーで個人的に分析をさせていただいておりますことをご了承ください。
デザイン分析元の基本情報
商品の特徴:外食・小売・卸売・生産の4つの事業を行っている企業サイト
#ことばの日 #もんじゃ #飲食 #タイポグラフィ
URL:https://kano-corp.tokyo/
企業名: 加納コーポレーション株式会社
トップページ
外食事業を主軸としているので海外のサイトのように英語を大きく配置したり気持ちの良い余白も計算されてデザインしているように感じます。
-ファーストビュー
写真ではなくイラストにしているところが統一感・世界観があって素敵です。イラストにすることでタイポグラフィが見やすくなっています。画像切り替えのテンポが良くダイナミックで勢いがあり、ワクワクしてもっと見たくなり引きこまれます。
ローマ字で書いて、外国の人にも伝わりやすそうなのもポイントな気がしました。
-コンテンツ
文字が大きく使用されていてインパクトが有りつつ、セクションの切れ目が分かりやすくなっています。日本のイメージカラーは赤ですが、あえて使わずに黒で締めているところがスタイリッシュな印象を感じます。COMPANYの企業理念では、英語訳が併記されていて、外国の人が見ても理解できるデザインになってます。
タイトルが大きくて、メリハリがあります。縦書きも入れつつ、日本の和の雰囲気を出しているのが特徴的です。
働いている人の写真がたくさん出ていて働くイメージが湧きます。色んな職種の人の写真を使っているのも、会社としての規模の大きさを感じました。写真やテキストの内容から感じられる職人らしさもいいなと感じました。
-共通箇所(サイトマップ、フッター)
英語書体のみで構成されており、スッキリとしてスタイリッシュな印象です。現在自分がいるページに下線が引かれているのも使いやすさが良いですね。
スマホデザイン(レスポンシブ)
KVは余白が目立ちPCより少し高級な印象を感じました。文字のメリハリが目立ち見やすく設計されています。
下層ページ
市場で働く人もプロフェッショナルな雰囲気でかっこいい印象を与えています。文章の文字に大小メリハリがついてて、トップページで大きな書体を使っていたトーンと合っていて統一感があります。
東京カレンダーみたいに行ってみたくなるような見せ方。最初の1文字目を大きくしたりと雑誌っぽくて読みごたえがあるデザインです。文字の量は多いですが、文字組みも2段にしていたりと読みやすいレイアウトにされています。歴史を感じられるHISTORY部分では、重要な部分は大きくなっており、メリハリが付いていて伝えたい部分がわかりやすいです。
写真
お店や料理写真は上手くぼけ感を使ってお店の雰囲気や料理のシズル感が伝わる写真になってました。
動き
下層に切り替わる時、一瞬写真が出る。シンプルながら勢いのある感じで出されています。
フォント
日本語デバイスフォント:見出ゴ
英語:Avenir
フォントのカラー:#000000 #d8d8d8
フォントの説明
日本語は見出ゴ、英語はAvenirを使用していました。
どちらもシンプルでベーシックなフォントを選定しているので情報が多いエリアも読みやすくなっています。
カラースキーム分析
白と黒を基調にし、他は類似したグレーを使用しているため統一感があります。一部注意書きの部分は赤を使用していますが、全体的にはモノトーンでまとめていました。
ファビコン
OG画像
タイトル
加納コーポレーション
明治4年創業「尾粂商店」5代目が立ち上げた加納コーポレーション株式会社。外食事業、卸事業、小売事業、生産事業の4つを軸に、「東京文化を世界へ」届けていきます。
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