自分を"正しく"愛し始めた日(前編)
こんにちは〜Kinacoです❣️
突然ですが、私が「自分を愛する」ことを始めて2年が経ちました。
始めた当時は、自分の思考や気持ちをノートに書いたり、自分を意識的に褒めてみたり、心から気に入ったものを買ったり。主に、自分の光の部分に焦点をあてて、見よう見まねでトライしていました。
もちろんこれも、効果があったと思うのですが。
本当に自分を受け入れられるようになったのは、真っ黒な自分と出会ってからだな〜と思います。
クロクロな闇の自分を直視してから。最初は見たくもなかった自分と向き合えるようになってから。表面的ではない、自分との絆が育まれ始めたと思うのです。
今は、自分を本当に愛するなら、闇も光もぜーんぶ受け入れることが大切だなと感じています。こう気づいたのは、人生2度目のこじらせ恋愛を通して、たくさん自分と向き合った(暴れた 笑)からです。
というわけで、このnoteでは、こじらせ恋愛を通して私なりに気づいた「自分を"正しく"愛する」ことについてシェアさせてください!
1年間、「自分を愛する」ことに励んでいたのに……
時は、こじらせ恋愛をする半年ほど前にさかのぼります。
「自分を愛する」という考え方を知って1年。着々とセルフラブを積み重ねた私は、“自然体でいるだけで愛される”恋愛を楽しんでいました。
そこにあったのは、本音で話すほど受け入れられる安心感。と同時に、相手からの愛がすごいスピードで深まっている、という戸惑い。
結果的にお付き合いには至らなかったのですが、「自分が自分を愛する=世界(他人)にも愛されるって、本当なんだ〜」と実感していました。
そしてセルフラブを通して自分への信頼も貯まった結果、念願だった独立に踏み切ることができました。お仕事をがんばりたいと思った私はマッチングアプリをやめ、「自分を愛する」ことを教えてくれたオンラインサロンも退会。
心機一転パワーアップ!と思いきや……環境を変えたことが仇となり、自分を愛することをサボる日々が始まってしまいます。
自分を褒めたり励ましたりすることをやめた一方で、フリーになったのに頑張りきれない自分、ゴロゴロしてしまう自分を責め始めたのです。(悪質な方向転換 笑)
シェアハウスでこじらせ恋愛、はじめました
そんなことを続けていれば、自己価値はすぐに下がっちまうだろうよ……と今考えればわかります。
ところが当時の私は、1度築いた「自分を愛する気持ち」が崩れるなんて考えてもいませんでした。だって、継続してノートも書いているし、1年もかけて積み上げてきたものだし。
私の恋愛は今後も“自然体でいるだけで愛される”もので、2度とこじらせ恋愛をすることはない、と勝手に信じ込んでいたのです。
自分の異変に気づいたのは、梅雨に入ろうかという5月下旬のことでした。
その日私は、同じシェアハウスに住んでいた年下の男性と、2人で夜ご飯を食べに行くことに。アプリを退会してから、4ヶ月ぶりのデートです。
デート自体は、自然体で楽しんだ私。ところが……↑のnoteでも実況したとおり、その直後から感情が暴走し始めます。
シェアハウスの仲間と集団でいる時は、素直に話しかけられなかったり、他の女の子と彼が楽しそうに話しているのを見て、自分と比較して落ち込んだり。
2人きりになっても、自分がどう見られるかばかり気になって話が弾まなかったり、本音が言えなかったり。かと思えば、ちょっとしたことで舞い上がったり。とにかく自然体でいられないのです。
一度なんて、2人でスシローに行って終始無言で寿司を食べ、そのまま帰ってくる珍事件をかましたこともあります。この間まで普通に話していたのに……なぜか「こんなこと言ったら、ああ思われるかな?」「普段だらしない私がバレちゃうな」と思考が駆け巡り、なにも話せないのです。
とにかく、彼に対する気持ちが、エネルギーが重い。それなのに。会話も弾まない、居心地も良くないのに、気になって気になって仕方がないのです。
江ノ島+キャバ嬢でこじらせ加速
これは、おかしい。
半年前の“自然体でいるだけで愛される”恋愛時の自分と全く違う。「私なんて……」という欠乏感と「筋肉かっこいい」という下心だけで突き動かされている感じがする。
これは……セルフラブを始める前の“こじらせ恋愛”と全く同じ状態ではないか……!
危機感を抱いた私は、猛烈に自分と向き合い始めました。
一体私はどんな思い込みを持っているのか?それはどこから来ているのか?本当はどうありたいのか?
こんなことを書き出して、思い込みの正体や原因を探る日々。
それでも不安はおさまらないし、悪い意味で自分にばかり矢印が向いてしまいます。
そうこうしている内に、最初の夜ご飯デートから1ヶ月が経過。私たちは、2人で江ノ島に行く約束をしていました。
初めての遠出デートはあいにくの曇り空でしたが、水族館でイルカショーを見たり、一緒にロコモコを食べたり、島をぐるっと巡ったりして、楽しい1日を過ごしました。ぎこちなさはあったけど、すごく楽しかったのです。
デート前の不安から一転、私はウッキウキの浮かれポンチで帰宅。日記には「超楽しかった♡」と書き記し、彼にも「楽しかった〜ありがとう!」とLINEして、いい気分で眠りにつきました。
ところが、その翌日、事件は起こります。
夕方、仕事をしていると、シェアハウスの友達から「みんなでお祭り行かない?」と連絡がありました。前日のデートの余韻が残っていた私は、「彼もいるかな〜」と期待しながら、近所のお寺に向かいます。
屋台がところ狭しと並ぶ境内。毎月恒例のお祭りは、近所の人たちで賑わっていました。
みんなと合流した瞬間に、彼の姿を探す私。ところが、その姿は見つかりません。すこしガッカリしながらも、ビールを片手にお祭りを楽しんでいたその時……。
一緒にまわっていたT君がニヤニヤしながら「あいつ(彼)はキャバ嬢とデート中〜」と言い出したんです。
(えっキャバ嬢? 昨日の今日で? もうデート??)
顔面がこわばる私。動揺を悟られないように、ポーカーフェイスを保とうとします。それでも内心パニックの私は思わず、その日の朝に彼に送った「また散歩行こう〜」というLINEを削除していました。
いま思えば嘘か本当かもわからない情報で、こんなに動揺するなんて、本当に余裕がなかったですよね。誰とどこにいるかは彼の自由なのに。
そして、このLINE削除。本当は行きたくなくなった訳ではなく、彼の反応を見たかったのです。書くのも憚られるほど恥ずかしいですが……彼が慌てること、フォローしてくれることを内心では期待していました。(と、うっすら自覚しながら行動するこじらせっぷり)
ここから「執着する自分」と「屈辱で怒る自分」「愛されたい自分」みたいなのがない混ぜになって、こじらせが加速していきます。
さて、長くなってしまったので、続きは後編へ!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました♡
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