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【90】喉元を過ぎると熱さを忘れる

体調が悪くなって考える

誰かに助けを求める行動

別に長生きしなくていいって思っていた

それなのに

何かあれば

他者への助けを求めだす

いかに

考えに覚悟がなくて

薄いものかを実感する。

少し前に

私は基本的に健康だが

体に針を指すような場面では

反射で血圧がガクンと下り

よく言う「落ちる」ことが多い。

この間も採血の際はそれがあった。

視界が暗くなる中で

無意識に「すみませーん」

と手を上げながら

目が覚めるとベッドの上

というのが王道だ

死期を悟るのはどんな時だろうか

私にはまだ経験がない。

それでも

たったの採血で気分が悪くなるだけで

人の助けを求めだす。

そんな矛盾があるのだ。

世の中には

大病患っている人も沢山いるし

重ねた年齢は取り戻せないし

生きたくても生きる事が出来ない人も沢山いる

そんな中で

私のような中途半端で甘っちょろい考えは

あまり良いものではない。

理性としては生を追っていなくても

本能では生存欲求がある

人というかは、生物の中の人間というのが

自分には合っているようだ。

頑張ってもいいし頑張らくてもいい

やってもいいしやらなくてもいい

宇宙の広さに比べたら

私の存在などは

米粒より小さい

とてもちっぽけな存在なのだ。

ただ1つ思ったのは

「いつ死んだとしてもいい様な準備を」

ということだ。

その日の私の靴下には穴が空いていた。

その日が最後だったとして

お前(私)はそれでいいのか?

生の考え方は人それぞれだ

ただその中で

ミニマリスト的には見栄を手放そうなどがある

前に誰かから聞いた。

今日の下着で救急車に乗れますか?

見栄は張らずに

ありのままの自分で

救急車に乗れるようにしておこう。

そんな感じ。

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