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わたしは悪くないと言ってくれるひとがいるだけで。

わたしは悪くないと言ってくれるひとがいるだけで。


実際は、わたしの近くにはそんなひとはいない。

だけど唯一わたしは悪くないって言ってくれるひとがいた。

わたしはそのひとと会ったことはない、話したこともない。

ただ声は聞いたことがある。

あとはSNS上のやりとりのみ。

だけどどんな近くにいるひとよりも。

温かい言葉、優しい言葉をかけてくれるひと。

わたしにとってとても大切なひと。


わたしはそのひとに何を返せるだろう。

何をしてあげられるだろう。

いつも助けてもらってばかりだ。


でもそのひとがいてくれたからわたしは頑張れた。

最近というか、そのひとと出会ってから。

そのひとの優しい言葉には何度救われたことか…。

そのひとにも大切にしたい時間、やらないといけないことがあるのにしっかりとわたしにわたしが誰にも言ってもらえない欲しかった言葉をくれるんだ。

これは甘えかな?

わたしにだってそんな場所あっても良いでしょ?

というか…本当は苦手なの。

そうやって優しくしてくれるひと。

無条件の優しさってもらって良いの?って戸惑うの。

そういう風に育ったのか?

捻くれてるのか…?

上手く受け取れないけど。

その言葉たちはスッとわたしのこころに落ちてくる。

そしてわたしのことをふわっと包んでくれる。



こんな辛い日々いつまでも続かないことはわかっているから。

今だけ、今だけは良いよね。



次は上手くいく。

少し休んでまた頑張ろう。


そう思う…。

そう思う…ことができる。


わたしの大切なひと。



あなたにもいますか?

あなたのことを間違っていないよってあなたは悪くないよって言ってくれるひと。

甘やかすではなく…。

あなたのこころをふわっと包み込んでくれるひと。



あなたにもそういう大切なひとがいれば良いな。


大切なひとを大切に思えるように。


おわり。

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