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ストック(持ってるモノ)とフロー(新しいモノ)のバランスにつき

ぼくは今のところ、無職で1日24時間を自分の好きなように過ごしているのですが。
この生活、自由と冒険が好きなぼくとしては、本音ベースでめちゃめちゃ楽しいのですが。
でも同時に、この生活をやってみて初めて分かったのですが。
24時間ずっと自分で決め続けなければならなくて。

それは例えば、その日一日、何をやるか?どの順番でやろうか?とか。
日常生活のどの部分をルーティン化して、どの部分は都度都度考えるか?とか。
ぼく的には、とてもいいアタマのトレーニングになってて、判断力が向上してるのでは?と思ってるんですが。

そういった、アタマのトレーニングの一つに「ストックとフローの配分をどうしようか?」というのがありまして。
ここ1~2年、ことあるごとに考えてるのですが、今時点でも明確な答えができてないんですよね・・。

例えば、どういうものか?というと。
・アニメを見るのに、今、テレビでやってるのを追いかけるのか?(=フロー)それとも、既に録画してあるアニメを見直すのか?(=ストック)とか
・小説を読みたくなったときに、amazonで新刊を買うか?(=フロー) それとも、本棚にあるものを読み返すのか?(=ストック)とか
・音楽をかけるときに、今人気の音楽をダウンロードするか?(=フロー) それとも、既に持っているアーティストのお気に入りを聴くか?(=ストック)とか
・・なんですが。

ぶっちゃけ、ぼくの具体的なレベルに落としますと。
「青春ブタ野郎」シリーズや「ノーゲーム・ノーライフ」の小説とか、「化物語」のマンガとか、「攻殻機動隊SAC」のアニメだとか。
全巻持ってるお気に入りを最初から最後まで、一気に読みたい・見たい!と思いつつも。
初めて見る「リコリス・リコイル」とか「負けヒロインが多すぎる」といったアニメが、予想外に面白かったりするので。
新規分(=フロー)をゼロにするのは、ないよね~・・という感じです。

でも、この「新しいモノとすでに持っているモノのバランスをどうとるか?」という論点は、広い範囲にもあてはまると思っていて。
それは例えば、新しい友達を積極的に作るか、今いる友達と会う機会を増やすのか?とか。
投資や医療・健康管理、料理方法とか、なんでもいいんですが、知識についてどれを勉強して、どの知識を捨てるか?とか。
大事なところで言うと、自分の人生観やモノの見方・考え方なんかについても、「バランス」の話は当てはまる・・と思うのです。

これらに共通してる悩みどころというのは。
新しいモノ(=フロー)にトライするときには、これまで自分の知らない、めっちゃ面白い作品に出会える可能性がある反面。
そこそこな出来、または全然面白くない出来の作品を引いて失敗・・という可能性もあったりするし。
実のところ、「めっちゃ面白い作品」に出会える可能性は、結構低いのが見えていたりします。

一方で、すでに持ってる作品(=ストック)をもう一度楽しむ場合、確かに、二度目三度目と見直すときに、深い・新しい発見があったりするし。
安定的に満足できる確率がかなり高い、というのはいいところなのだけれども。
そのうちに飽きてしまうかもしれないし、自分の世界が広がらないかも?というリスクも感じます。

ヒマ人だからこその悩みなんでしょうけど。
コレ、いつも考えてることなんですよね~。

で、今時点で思う、ぼくの基準は。
・基本、すでに期待値が高いストックを大事にして、フローは時代についていける程度の配分に抑える
・この配分は、歳をとればとるほど(=経験が長くなるほど)、ストック↑/フロー↓になる
かな~って思ってます。
やっぱり、経験が長いほど、たくさんのストックの蓄積があって、品質が高くなっていると思うので。

これまで、ストックとフローの「品質」面での話をしてきましたが。
例えば、スマホの写真データの容量をどうコントロールするか?など、「数量」面での話についても悩ましかったりするのですが。
「フローとして取り入れる基準を絞る」ことによって「ストック↑/フロー↓」・・という結論は同じかな~と思っています。
ただもう一つ、数量面の話であれば、「キャパシティ」自体を大きくする・・という解決方法も取れるケースもあるかなあ、と思ってます。

最初の思いつきは、単にアニメとかマンガの選択の話だったのに。
ここまで文章を引っ張って、さも難しいテーマのように語れるとは・・。
やろうと思えば、できるもんですねえ~。

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本文の内容とあんまり関係ないのですが、ぼくの大好きな「物語シリーズ」のマンガ版の絵。
世に発表された順番ては、原作小説 → アニメ → マンガなんですが。
大暮維人さんの超絶うまい絵と、深い原作解釈に基づいたストーリーが、マンガ作品としてめちゃめちゃ抜きんでてる・・とぼくは思ってます。
「化物語」は、アニメ版 → 原作小説 → マンガ版の順で読むと、情報量と解釈の幅が広がっていって、面白いかなあと。

*その他、アニメ・マンガ等の記事もあります↓

**当方、営利目的ではなく、プロモーションのお役に立てると思い本記事を作成しておりますが。
著作権等で問題があれば、すみません。即座に対応いたします。


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