英検1級に合格して「後悔」した私が思う、仕事復帰に備えて育休中にすべきこと3選
悲しい。
私は今、モウレツに悲しい。
育休が明日(4/1)で終わってしまう!!!
昨年の4月に次女を出産し人生二度目の育休を過ごしていたのですが、4/2に仕事復帰します。
この記事では第一子育休中に難関資格・英検1級に合格して「後悔」した私が、第二子育休中に仕事復帰に向けてして良かったと感じることについて書きたいと思います。
第一子育休中に英検1級に挑戦
第一子の育休に入る当時、私は30歳。
大卒で一般企業に8年間勤めていた私が感じていた不安は2つでした。
育休という「休暇期間」に、何か挑戦しないと時間の無駄にならないか
仕事復帰したときに、今まで身につけたスキルを全て忘れいるのではないか
その不安をかき消すために、難関資格・英検1級への挑戦を決意しました。
仕事で必須の英語を忘れるのが怖かったことと、少しでもスキルアップに挑戦すべきと思ったからです。
(ちなみに留学経験はなく、平均的な大卒英語レベルでした)
無事に合格したけど「後悔」した理由
合格率10%程度の難関資格のため、1日3時間以上は英語の勉強に費やしました。
年に3回の受験チャンスがあり、1回目で筆記試験、2回目で面接試験に合格しました。
育休復帰後にした転職活動では、この資格は高く評価されました。
それでも、私はこの挑戦を「後悔」しています。
理由は2つです。
育児、普通に大変すぎた
授乳、夜泣き対応、そしてあらゆる危険から子供を守ること。
重労働でした。
『育休という「休暇期間」に、何か挑戦しないと時間の無駄にならないか(キリッ)』ってしてた自分、安心せよ。
育児は挑戦以外の何物でもないぞ。
腰を据えて勉強する時間なんてどこにもありませんでした。
勉強しなきゃ!と思いながら、中々寝付かない娘をトントンする力が強くなるたびに、私はこの子と過ごす貴重な時間の育休中に一体何をやってるんだろうと思っていました。
合格という目標は達成したものの、いま思えば、英単語帳よりももう二度と会えない赤ちゃん時代の娘の顔をもっと穏やかな気持ちで見ておけば良かったと後悔しています。
今まで身につけたスキル、意外と忘れてない
あくまで私の感覚ですが、英語を含め過去に身につけたスキルは意外と忘れていませんでした。
もちろん復帰後しばらくは凡ミスをすることもありましたが、一度努力して自転車に乗れるようになった人がしばらく乗っていなくてもまたすぐに乗れるように、一度身につけたスキルは休んでもゼロにはならないと感じました。
「後悔」を経験して臨んだ第二子育休
そして去年の4月から開始した第二子の育休。
第一子のときの後悔を経て育児を最優先事項にしましたが、それでもなお、仕事復帰に向けて私が「してよかった!」と思うことが3つあります。
やって良かったこと①日経新聞を読む
一度身につけたスキルは意外と忘れないものの、やはり新しいことはインプットしない限り勝手に身につくことはありません。
私が第一子育休から復帰後にいちばん困ったのは、育休中の1年間に世の中で起こった重要な出来事やトレンドのインストールでした。
復帰後初の部内ミーティングで、「なんか皆めっちゃポケモンの話するやん」と思っていたらEV(電気自動車)の話題だったというのは本当にあった怖い話です。
育児中に新聞の細かい字なんて読んでらんねぇんだわ!という方、ご安心ください。
見出しだけ読むのでも十分です。
連日見出しに出てくるキーワードを頭に入れておくだけでも全然違います。
また、私はどうしても新聞(スマホアプリ)を開く気にならないときはVoicyで以下のチャンネルを流し聞きしていました。
どちらも1日あたり10分弱で聞けます。
ネットニュースは検索履歴に基づいて記事が表示され知らないうちに情報に偏りが出ることもあるので、やはり新聞が良いです。
どんなお仕事でも多かれ少なかれ世の中の流れについていくことは求められると思いますので、毎日の新聞の見出しチェックは本当にオススメです。
やって良かったこと②働く
副業したりアルバイトするということではありません。
ボランティアとして、普段働いている組織の外で「大人の社会見学」をするということです。
私は育休中、「2枚目の名刺」というプロジェクトに参加しました。
3ヶ月間、自分が興味を持った団体を他のメンバー5〜8人程度と共に無償でお手伝いします。
オンラインで完結するお手伝いが多く、居住地に関わらず参加できます。
団体は、NPOやソーシャルベンチャー企業が多めです。
お手伝い先の団体との出会いが貴重なのはもちろん、一緒に活動するメンバーはサラリーマン、公務員、大学教授などバックグラウンドが多様。
所属組織の名刺を手放している育休期間だからこそ得られる普段の職場では出会えない人達からの新しい視点・考え方は、仕事復帰後にもきっと生きると思います。
なお、同様のボランティア活動を斡旋する団体は様々ありますが、2枚目の名刺の場合は3ヶ月間の活動にプロジェクトデザイナーというスタッフがついてくれるのがポイント。
お手伝いするメンバーとお手伝い先の団体との橋渡しをしてくれる役割です。
育休中のため週何時間程度の活動になる等と事前に伝えておくと、お手伝い先からの期待値を調整してくれるのでプレッシャーなく参加できます。
やって良かったこと③推しに出会う
仕事復帰後、必ず訪れる「めっちゃしんどい日」。
第一子育休明け当初は、どんなに仕事で疲れていても愛する我が子の顔を見れば元気になれる!と信じていた私。
我が子の顔を見て疲れが増すことがあるなんて知らなかったんです(例:イヤイヤ期)。
そんなとき、1番タイパがいいのは寝る前に10分でもいいから推しに触れることです。
ペットでもスイーツでも何でも良いのですが、推しの数を増やしておくのが大事。
悲しいことに、推しに裏切られることは往々にしてあるので(例:突然のグループ解散)、スペアはあるにこしたことがないです。推しなんてなんぼおってもええですからね。
私は元々アイドルオタクで、第二子育休中はあらゆるアイドルオーディション番組を見て新たな推しを増やしていました。
↑最もハマったのはこちら。
1pickが無事デビュー! 仕事復帰後も私を癒やしてね!!
まとめ
第一子育休中の後悔から、子どもと思う存分向きあおうと誓って臨んだ第二子育休。
今回は、無理なく楽しんでできる3つのことを通じて、仕事復帰への準備ができたと思います。
この記事が、これから育休に入る方の不安や焦りを少しでも和らげることができたら幸いです。
おまけ
仕事復帰準備に関係なく、育休中にやってよかったこと。
……育休楽しかったなあああ!!(涙)
仕事復帰、そして3年以内のフリーランス転身に向けて気持ちを新たに頑張ります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?