娘をどうしても「リケジョ」にしたいド文系の母が試していること
「リケジョ」
理系女子。
それは純度100%の文系である私からすると、どんな称号よりも光り輝く憧れのワードです。
本日は、3歳&1歳の娘を持つド文系の私が、娘たちをどうにかして「リケジョ」にするため試していることを書きます。
なぜ「リケジョ」を目指すのか
冒頭に書いた通り、私は純度100%の文系人間です。
算数は文章題で点Pが点Sを追い越した時に嫌になったし、化学はmolが出てきてブチギレたし、物理は加速度運動で地面に摩擦が発生したタイミングで地球が嫌いになりました。
そんな私が娘たちをリケジョにしたい理由は2つです。
※私のコンプレックスを大いに反映した内容となっており、不快に感じる方はすみません🙇♀
①レアキャラへの憧れ
特に日本では、理系を選択する女性は圧倒的に少数派です。
もちろんマイノリティなために発生するネガティブなこともあると思いますが、やはりレアキャラって格好いい。
マサラシティの草むらで出会うポケモンは、コラッタよりもピカチュウのほうがやっぱり「おおぉ!」ってなるのですよ…
②選択肢の広さへの憧れ
私は大学時代、法律&経済学の学部にいましたが、そこでたまにこんなことを言う人に出会いました。
「私、高3のときに文転したんだよね」
文転(ぶんてん)。
それは文系からは繰り出せない理系にのみ許された必殺技。
受験間近に理系から文系に志望学部を変え、英語や国語で及第点をキープしつつ文系受験生が圧倒的に弱い数学で無双して合格を勝ち取るという転生したらスライムだったどころではないチート転生。
いまの日本の教育・受験カリキュラム上、文系→理系は難しいけど理系→文系は割と無理なくできます。
娘たちが最終的にどんな進路を選ぶのかはさておき、初手で理系であることは選択肢を広げると思うのです。
理系分野に興味をもたせるために与えたもの
とにもかくにも、理系分野に興味を持たせる!アンパンマン・プリンセスと同じタイミングで理系分野を娘に刷り込む!!と意気込んで、長女が産まれてすぐに買い与えたものを紹介します。
【図鑑】
【Baby universityシリーズ】
図鑑は、理科が好きな人のお家に高確率である(K子調べ)ので購入。
絵が多いので、娘は結構よく見ています。
Baby universityシリーズは、「世界の仕組みが赤ちゃんにも伝わるように作られた絵本」とのことでジャケ買いしました。
しかし、残念ながら33歳児のワタクシに世界の仕組みが伝わらず…
赤ちゃんにも伝わるはずなのに?涙
ちなみにリケジョの友人に「娘にこんな本買ってん!」と意気揚々と紹介すると、「基礎理論系の研究者って結構就職困るけど、大丈夫そ?」と非常に現実的なコメントをいただきました。
更に別のリケジョの友人からは「そもそも本でキッカケを与えようとしている時点でアプローチが文系」というご意見もいただきました。
…精進しますッッ涙
↓こういうのもいいよなあ、でも片付けの面倒くささが課題…とか思ってる時点で思考が文け(略)
理系分野に必要な能力を身につけるため与えたもの
理系分野に必要な能力って色々とありますよね。
数学のセンスとか、論理的思考とか。
でも私の過去の挫折経験から、1番必要な能力ってこれじゃないかと思ったんです。
空間認知能力。
何を隠そう、物事を平面でしか把握することができないどころか左右の判断すら曖昧な私。
両利きが災いして左右盲(左右の判断がとっさにつかない人のこと)であることを言い訳にしてますが、方向音痴すぎて待ち合わせ時間の30分前行動を日々心がけているレベル。
それゆえ当然、図形問題は解けないし、化学分子構造は訳わからんし、物理では球が転がるたびに発狂する訳です。
娘たちには世界を3Dで把握できる人間になってほしい。
少なくとも待ち合わせ時間の5分前行動で目的地にたどり着ける人間になってほしい(低すぎるハードル)。
そんな願いを込めて買い与えたものを紹介します。
【積み木】
【パズル】
【ガンプラ】
0歳時代から与えていたからか、娘たちは積み木・パズルが大好き。
遊んでる姿を見ながら、「そうよ、それで君たちは数年後に図形の展開図の問題がすぐに解けるようになるのよ…!」とほくそ笑んでる変態母は私です。
ガンプラは夫の趣味で、長女が3歳になったころから一緒に作るようになりました。
平面の設計図を見て立体のものを作るって私は絶対にできないことなので、3歳にしてすでに娘に超えられた感があります。
理系3人を育てた大先輩からのアドバイス
私は文系なのですが、夫は100%純度の理系男子。
そして夫の妹ふたりはリケジョなのです。
一方で理系3人を育てた義理母は、文学部出身の文系。
そこで、どうやって子供達を理系に育てたのか聞いてみました。
義理母の印象的なエピソードとして、夫が幼稚園時代にビデオデッキを1年で二度買い替えたことがありました。
デッキにビデオが吸い込まれていくのをおもしろいと感じた夫が、デッキに手を突っ込んだり分解したりするのをひたすら放っておいたのだということでした。
子供達が興味を持ったものへの探求を止めない。
これは、文系理系問わず必要な「好奇心と探究心」を育てるのには必須なのかもしれません。
まとめ
もちろん最終的な進路の選択は娘たちにお任せします。
娘たちが大きくなる頃にはそもそも文系・理系といった学問の捉え方がもっと柔軟に変わっていればいいなと思いつつ、しばらくは娘たちが興味を持ってくれる範囲で色々と与えてみます。
最後に、母の執念の結果を少しだけ紹介。
高まるリケジョへの期待!
(※カードに細工はしていません)
この記事をお読みになったリケジョの皆様、悩める文系母にぜひリケジョ教育に関するアドバイスやコメントくださると嬉しいです。