稲も遺伝子破壊されてた!?遺伝子組み換え(品種改良)のデメリット(1)
小麦グルテンが悪い以前に、そのグルテンを含んでいる遺伝子組み換え食品の小麦自体が根本原因じゃないかと思ったりもしています。
なので、今回は遺伝子組み換え作物がどうやって作られているのか、遺伝子組み換え食品の問題点を調べてみました。
遺伝子組み換えといっても遺伝子の一部を破壊して遺伝子操作をする食品と、遺伝子が他の動植物と組み替えられた食品とあります。今日は遺伝子を破壊する遺伝子操作された食品を見ていきたいと思います。
遺伝子操作の種類
地球には太陽や宇宙から絶えず紫外線、エックス線、ガンマ線、宇宙線等が注がれて、地表や地中に含有される放射性物質からも放射線が放射されていいます。放射線による突然変異は長い長い歴史の中で稀に突然起こることもあり、その中で環境に耐えられた種が生き残ってきたという説もあります。人為的に行われる放射線を使った遺伝子操作はこうした自然現象を短縮させて効率を計るために行われているそうです。
●放射線
放射線の強いエネルギーは、たんぱく質やたんぱく質でできている組織を破壊します。生物の設計図である遺伝子はたんぱく質でできていますので、食品に放射線を当てることで食品についた細菌や虫の遺伝子を破壊して殺したり、作物の発芽細胞の遺伝子を損傷して芽が出ないようします。
●化学的育種法
種子をエチルメタンサルホネート、N-メチル-N-ニトロ-N-ニトロソグアニジン、亜硝酸、アクリジン系色素などの化学薬剤(変異剤溶液)に懸濁させる方法です。
●重イオンビーム
重イオンとは、原子から電子を取り除いて作られたイオンの中でもヘリウムイオンより重いイオンのことです。それをリングサイクロトロン(原子核を研究するための探針である粒子に,強力なエネルギー を与える装置)が加速器で、光の速さ(約30万km/秒)の50%近くまで高速に加速して、重イオンビームを使って遺伝子を破壊します。
色々な遺伝子操作食品
●野菜
日本ではじゃがいもに芽をはやさないために1974年から放射線照射施設のある北海道・士幌町農協(JA士幌町)で実用化されています。
稲をはじめ麦、大豆、トマト、レタス、モモ、ナシ、キノコなどの作物やキク、ベゴニア、サツキ、バラ、トルコギキョウなどの花類もDNAが操作されているものもあります。
●麹菌、酵母菌
日本酒や焼酎、味噌、醤油などの製造に使われる麹菌や酵母の多くが、放射線照射によるDNAの突然変異でこれまでにない形質を持つ新種としてつくりだされています。
●稲
放射線照射による突然変異種の稲(うるち米)では、倒れにくく多収量を目的としたレイメイ、ムツホナミ、アキヒカリ、キヌヒカリ、はえぬき、ゆめあかりなどの品種、酒米(醸造用)として大粒でデンプン質が多い美山錦、雄山錦、誉れ冨士などの品種があります。
●その他
キク、ダイズ、オオムギ,バラなど
と、知らないうちに食品の中で遺伝子操作されていました💦。
ちなみに日本初の突然変異品種は、「ゴールド二十世紀」の梨だそうです。
デメリット
例えば放射処理されているジャガイモは保存中に芽が出ると売れなくなります。発芽を抑えるために低温倉庫で長期保存しますがコストがかかることと、低温保存ではデンプンの糖化が進むため、出荷後の発芽などの問題がありました。放射線はこうしたコストと時間の問題をクリアできることで使用されています。
しかし、放射線の強いエネルギーはたんぱく質を壊すだけでなく、他の栄養成分を破壊したり、成分を変質させて発がん性や遺伝毒性などを持つ放射性分解生成物や活性酸素などを作り出したりします。
また、放射性分解生成物には未知の化学物質もあるともいわれます。放射線照射食品を食べさせたラットの動物実験で、体重の減少、生殖器官の異常、死亡率の増加、生まれてくる子どもの奇形などがみられたとの報告もあります。
海外での食品への放射は、フランス、オランダ、フィンランド、デンマーク、イスラエル、ノルウェー、アメリカ、アルゼンチン、フィリピン、中国、タイなど約60か国で行われているといわれ、30か国を超える国で実用化されています。放射線照射食品には、ジャガイモ、タマネギ、ニンニク、コメ、コムギ、スパイス(香辛料)、鶏肉、豚肉、牛肉、ソウセージ、冷凍魚介類、冷凍エビ、乾燥野菜などがあります。これらの放射線照射食品が違法に輸入され、販売されるという事件も起きているそうです。
放射方法としては、照射塔を中心に設置した広大な放射線育種場に、照射塔の付近から離れたところまでいくつもの異なる距離に変異を起こしたい農作物を植えます。毎日8時間、放射線を照射し続けて都度観察し、偶発的に起こる突然変異を見つけだすそうです。その農産物のDNA上のある形質を決める遺伝子が特定されていて、そこにピンポイントで照射するのではありません。
野生の動物は本能的に照射を察知して照射中は近寄ってこないという話ですが、そんなはずはないと思います。土中の微生物や飛んできた昆虫なども影響するのではないでしょうか。
突然変異した動物たち
突然変異したDNAを持つ生き物たちを探してみました。個人的にはあまりにも変わり果てた姿にショックでした。
昆虫ウサギと呼ばれていて、原子力発電所での激しい地震と爆発の後、福島近くの日本で生まれたそうです。地元住民は、動物に耳がないことは放射線被曝の結果じゃないかと疑っていますが、科学者は、放射線の影響を認めていません。
ちなみに最近、宮城で四ツ目のカモシカが確認されました。ニュースでは眼下線と説明されていますが、『宮城』ということもありSNSでは放射線の突然変異では?と話題になりました。
幼稚園の近くの芝生で遊んでいる子どもたちが見つけたカエルだそうです。3頭~6頭がくっついたカエルとありますが、小さい子がこんなカエルを見つけてしまったら、結構ビックリしちゃうんじゃないかと思います汗。
そのほか、人間の顔したヤギや猿顔の豚などが発見されているそうです。自然現象でそのようになるものなんですかね。個人的には遺伝子が破壊されているよりも遺伝子が他の生物のものと組み替えられているような気がします。
日本の放射線物質の濃度はどうなのか?
放射線物質と言えば、東日本大震災の福島原発事故が記憶に新しいです。どれぐらい放射線物質が影響しているのか、ニュースを集めてみました。
●福島、茨城、群馬、岩手のキノコ(2020年)
●山梨、長野、静岡、東京および神奈川周辺のキノコ
平成元年の論文集より
●群馬県(2021年)
●山形(2021年)
●東京
東京一部で高濃度濃度、土壌セシウム、茨城を超す
ちなみにキノコは放射線物質を吸収しやすいです。
東北を中心に検出されているようです😓これだけ検出されていると生物の突然変異が起こることはもちろん、人間にも発がん性やなんらかの身体的な障害がでてきてもおかしくはないと思います。こういった遺伝子操作は表示されない範囲もあるので、お野菜などは地元の信頼できる農家さんを見つけたほうがいいと思いました。麹菌や味噌に関しては前回の記事にも書きましたが、メーカーやお店に問い合わせをして、きちんと情報開示してもらえるところで購入しようと思います。