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ご近所さんとワイワイ味噌づくり

 米麹を大豆と混ぜる味噌仕込み。麹づくりでもお世話になっている、ご近所農家さんと一緒に、子ども達も交わりながら、ワチャワチャと仕込んできました。

 先週の米麹は、塩を入れて発酵を鈍化させた後、ジップロックに入れて保冷。大豆は一晩、浸水させて、水をたっぷり含ませてから(発芽大豆になってしまったけど)、仕込み当日の朝に煮ます。2~3時間くらい煮込んで、指で潰せるくらい柔らかくなったらOK。

 煮豆と米麹、仕込み樽を持って、ご近所さん宅へGO!の前に、相変わらず雪が凄かったので、まずは除雪。予定より時間が遅れながらも、とりあえず仕込みへGO。寒い分だけ、良い味噌がつくれそう。

 ご近所さんは、先に作業を初めていて、大豆をミンサーでペースト状にしています。子ども達も一緒に、ミンサーへ大豆を注いだり、米麹と混ぜ合わせたり、大豆をつまみ食いしたり。僕らも家族でお手伝いというか、まずは賑やかし。

 ミンサーにかけた大豆は、ほんのり暖かいペースト状になって出てきます。見た目はモンブランにかかってるヒョロヒョロしてるあの感じ。それと、米麹を木桶の中でまぜまぜ。塩止めした米麹に、しっかり塩味が入ってるので、混ぜ合わせるものとしては完了です。

 それを、野球ボールくらいのサイズに丸めて、樽に仕込みます。うちは、ホムセンで買ったプラスチックの漬物用樽を毎年使用。野球ボールになった味噌玉と、樽に投げ込みます。空気を抜くために、勢いをつけ、思い切り投げ込んで、ペシャっと。一面がぺしゃんこの味噌玉になったら、グーパンチするようにして、更に空気を抜きながら均します。これの繰り返し。

 味噌玉を樽に入れきったら、最後は酒粕で蓋。雑菌が入るのを防ぐ為に、アルコールを含んだ酒粕が効果的。丹後はいたるところに酒造があるので、酒粕入手に困ることはありません。発酵が進んだら、酒粕の上澄みも美味しい粕汁になるんよね。

 隙間なく、きっちり酒粕を詰め込んだら完成。昆布をいれたら更に美味しくなるとも聞いたので、来年は昆布入りにしようかな。最初は楽しそうにお手伝いしてた子ども達も、気づけば姿は消えてオモチャで遊んでました。毎年恒例の味噌仕込み、今年も無事に終了。1年後、美味しい味噌になってますよーに。

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