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地道な努力・継続
こんちは、かわこうです。
僕は筋トレ・ボディメイクをやってるので、youtubeでフィジーカーの方の動画をよく観ます。
そのうちの1人、shintaroさんという方がいらっしゃって、今年はプロになると宣言され、見事、5月21日の大会で優勝し、プロになられたみたいです。
おめでとうございます!
いやあ、かっこいいですね!
こういう仕上がった身体をかっこ良いと思うかどうかは、人それぞれ、ガリガリが良いと思う人もいればポチャポチャ肥満体型が良いと思う人もいるでしょうからそこは個人の好みなんですが、この身体を作り上げるための日々の地道な努力というのは誰にとっても人生の参考になるんじゃないかと思います。
体作りをされたことのある方なら分かると思いますが、やることが尋常じゃないです。
まず身体を大きくする、いわゆるバルクアップ期には、大量の食事を必要とします。
「やったーたくさん食べれる!」というよりは、好きなものを何でも食べるという感じでは脂肪がつきすぎるので、割と健康的なものを大量に食べるというイメージです。
鶏の胸肉やササミのような低脂質なタンパク質とご飯などの炭水化物が中心です。
去年僕がお世話になったパーソナルのトレーナーも大会に出る人でしたが、鶏胸肉を毎日1kg食べると言ってました。
食べる回数も増やすことになるので、会社員・公務員は大変です。
僕もバルクアップの時期は仕事中にコソコソお米食べてましたし、トレーナーさんも元会社員なんですが、ポケットに胸肉を入れてトイレに入って食べてたと言ってました。。
そしてもちろん、トレーニングです。
毎回毎回ハードに自分の筋肉を追い込まないといけないし、トレーニングのスケジュール、種目などを考えてその通りに実行する。
何よりもトレーニングを優先して、休みたい時もスケジュールを崩すことなくきちんとこなしていく必要があります。
あとは、筋肥大にお酒は大敵なので、お酒を楽しむということもできません。こういったプロになるレベルの人でお酒を飲む人はいないと思います。もしかすると大会を終えた直後に少しぐらい飲むことはあるかもしれませんが、日常的な飲酒はありえません。
減量期はさらにハードになっていきます。
食事を栄養素、カロリーできちんと計算して、余計な油が入らないようにと注意を払い、毎日その決められたカロリーの食事をとっていきます。
もちろん好きなものを食べたくなりますが、欲に負けて食べるのはNGです。減量がうまく進みません。
減量食でエネルギーが枯渇しがちな中、筋肉を細らせないよう、そして、しっかりカロリー消費するよう、ハードにトレーニングする必要があります。
これがほんとにしんどいです。
大会直前までくると、数日間炭水化物ゼロにしたり、大会で優勝を狙うような人たちは少し極端なことでも、勝つためにはやるわけです。
もはや健康的かどうかというよりは勝つためにということ。
華やかなステージは一瞬で、それまでの日々の生活で尋常じゃない地道な努力をされているわけです。
今の時代はそれをyoutubeなどで垣間見させてもらえるので、動画をアップしてくださる方々がいて、本当にありがたいです。
何事も、地道な努力・継続がなければ事を成すことは難しいです。
急にある日成功が舞い込んでくるなんてことはなくて、日々の努力の末にしかありませんよね。
一方で、努力の方向性も重要だと思います。
最近は「好きなこと」であれば楽しくて面白くて勝手に継続できる、みたいな話がありますよね。
確かに嫌いなことをイヤイヤやっていてもどうせクオリティの低いものを継続してしまうので、あまり成果は望めない気がします。
shintaroさんも、ボディメイクに対して、カッコいい身体に憧れがあったり、海の似合う男になりたいという強烈なモチベーションがあったり、素質もあって身体が大きくなっていくのが楽しい、とか、あるんだと思います。だから努力できるという側面はあると思います。
努力の方向性をよく考えて、あとは地道にひたすら継続していく。
これに尽きるということみたいですね。