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警察署に行く
今、自分がどこへ向かっているか?
僕は、実は、これをハッキリさせることが、どんな時でも大切なことだと思っている。
朝起きて、1日が始まりますよね。
さあー、朝から何をしようか?
こう思えることが、実はとても大切なこと。
自分がどこに向かっているか、これがハッキリしていると、自分の毎日がとても大切なものになる。
僕が、今お伝えしている出来事の最中は、これを見失っていた。
これからどうなってしまうんだろう…
不安と疑い、そして恐怖…
この状態を変えるには、僕自身が進むべき方向を決める必要があった。
(孤立)
前回、この出来事に関わった主要な人物に召集をかけた。
結果どうなかったというと…
誰一人参加表明をしなかった
Aさん「Nから連絡ないから、無理だな」
「一度、全員会った方が良いと思ったけど…」
この一堂に会することで、S氏のことも刑事事件ではなく、他の選択肢も生まれていたかもしれない。
しかし、誰も集まらないのであれば、仕方ない。
Hさん「あの会議はどうなったの?」
僕「誰も参加表明しないので、難しいですね」
Hさん「そう・・・・」
僕は、以前のような、Hさんとガッチリと一体になった信頼関係はなくなっていた。
僕は孤立していた
今、自分が何をすることが一番良いのか?
何をすべきか?
こういう状態になって、ようやく気持ちが固まった。
そして、いよいよ警察署に行くことになった。
(本富士警察署)
Aさん「管轄は、会社の東京事務所のあった住所に近い警察署に行って」
「予約してあるから」
「本富士警察署だからね」
僕「はい。いろいろとありがとうございました」
Aさん「まー、どうなるかわからないけど、行ってきなよ!」
Aさんの会社から、送り出してもらい、本富士警察署に向かった。
本富士警察署
部屋に案内され、
一人の男性が入ってきた。
たしか、警部だったと思う。
警部「〇〇です」
「今日は、どういったことで?」
僕「私は会社の社長なんですが、300万円を持っていかれたんです…」
僕は、S氏とのことや会社のこと、一部始終今までのことを話した。
※S氏と一緒に銀行に行き、銀行から300万円を引き出した時のことなど
警部「Kさん、これだけでは、警察は動けませんね」
「もし、Sさんが銀行でお金を引き出したなら、その時の銀行でのビデ
オ映像や写真があれば、別ですが」
「ありますか?」
僕「それは、ありません…」
警部「正直言うと、こういう案件は、たくさんあるんですよ」
「毎日のように。それを全部、警察が扱えないんですよ」
「申し訳ないけど、この案件では動けません」
何百件というこういう詐欺まがいの案件が、警察に毎日来るという…
僕は、意を決して行ったが、情報が不十分。
まったく取り扱ってもらえなかった。
トボトボと、足取りも重く、体全身の力が抜けたような状態になった…
つづく…