お金のゆくえ…
資本金の300万円がなくなっている!!
正確に言うと、このお金は、出資してくれたお金(300万円)。
出資者に返金したはずなのに、出資者の元へ返っていない。。。
これを知ったのは、ある一通の手紙からだった…
(一通の手紙)
前回の手紙がきた後、もう一通の手紙がきた。
「Wと申します。御社に出資した300万円が戻ってきていません。…」
「…この文章の内容に関しては、私、Nが代理人となって、株式会社 ガイアアグリサポートに申し立てをします。」
また、Nさんからだ…
Wさんとは、1度も会っていないが、S氏とN氏の共通の知り合いであり、Nさんの教会の信者さん。
S氏からの話では、Wさんは、この農業の事業にとても興味を持ち、出資してくれたと聞いていた。
このお金(300万円)は、株式会社 ガイアアグリサポートの銀行口座(K信用金庫)にあったお金。
では、なぜなくなったのか??
少し話が前後するが、この出資してもらったお金を移動する必要があった。
そのため、僕はS氏だけで、一緒にある行動を共にしていた。
それが、この事件の大きなポイントだった。
S氏が言う、
S氏「今後いろんな取引をする為に、都市銀行がよく、今のK信用金庫ではなく、大手の銀行が必要です。大手の銀行であれば、どこでも良いです」
「Kさんの個人の銀行はどこですか?」
僕 「MU銀行です」
S氏 「じゃあ、同じ銀行にしましょう」
こうして、MU銀行で、株式会社 ガイアアグリサポートの口座をつくることになりました。
MU銀行で口座をつくる手続きを済ませた。
S氏がさらに、こう言った、
「会社の口座をつくる際、銀行からの審査があり、もしかしたら落ちてしまうかもしれませんが、補助金の申請の為にもこうしましょう!」
「いつでも審査が通ったら、すぐに入金できるように、K信用金庫から、KさんのMU銀行の口座にお金を移動しておきましょう」
(300万円の資本金)K信用金庫→ MU銀行(僕の銀行)へ
(銀行の審査結果)
数日後、結果がきた。
MU銀行の口座開設の審査に落ちてしまった…
この結果のあと、S氏からこう言われた。
S氏「会社の資本金ですが、今後、私の繋がりのファンドから出資して頂けることになりましたので、一旦、出資者(Wさん)に300万円を返します」
僕とS氏は後日、都内の品川駅で待ち合わせをして、品川駅近くのMU銀行から、僕が、MU銀行の口座から300万円を引き出し、
それをS氏に渡した。
説明が長くなりましたが…
このお金、300万円が、S氏からWさんに渡されていなかった…
この文章を今まで読んで頂いた方は、おわかりになると思うが、S氏が300万円を持って行ったのだ。
しかし、この銀行からお金の出し入れをし、現場に居たのは、僕とS氏だけ…
他の人は、僕がお金を持って行ったと思うだろう。
なぜなら、僕のMU銀行に、実際に300万円のお金の出し入れの記録が残っている。
僕は、このからくりに気づかなかった…
つづく…