見出し画像

遂に破水来た!

つい先程、深夜2時、ついに破水が来た。

妻は落ち着いている。

病院にいく準備はできていたので、荷物は揃っていたものの、いざ突然破水が来ると焦るだろうに立派だ。
着替えを済まして、病院へ連絡。
入院の手引き的なものに、蛍光ペンでラインを引いたり、すぐに用件を伝えられる様に、書き込んであったので、一つずつタスクを消化していく。

読めないのは娘の機嫌だが、この時間に起こすのもと思ったのだけど、寝ながらも一緒に行くか確認。

何度もこの日のことを説明してきていたので、娘も時が来たことを分かって、目を閉じながらもうなずく。すごい。

寝たまま、靴下を履かせ、上着を羽織らせておき、サンダルを持つ。
破水が続くことも想定してバスタオルを抱えて、陣痛タクシーを呼ぶ。妻は歯を磨き、持ち物の最終確認。

あらかじめ話しておかないと、そんなのんきなことやってんな!となると思うけれど、俺は動画を回しつつ準備。これが一番の今しかできない仕事。

タイミング的には土曜なら保育園に預けられるが、日曜は難しく、娘といるしかなさそうだ。

コロナの状況もあり、面会は出来ずだが病院まで送りたかったので、娘に上着を着せ一緒にタクシーに乗り込む。
予定日から6日が過ぎ、何もなければ明日入院予定だった。

娘はパパが抱っこしたまま寝ているものの、「明日からパーティー楽しみ。」と、ママの入院中はパパと外食と言ってきたので、顔を埋めながらものんきなことを言っている。明日はマックシェイク、、ママの心配よりも圧勝だ。

娘はお腹の赤ちゃんの事を「ピコ」と勝手に名付けて呼んでいるのだけど、「ピコが来たらタコ焼きパーティーだね。」そうこう言いながら

車で約10分。深夜なので直ぐに病院へ到着。

娘はニョキっと起き、バスタオルを抱えてタクシーを降りる。緊急窓口で受付け、ここでお別れと思いきや病棟までは行ける様なので、娘を連れて病棟入口まで。
ここでママともお別れ。
破水したが陣痛は来てないので、出産はまだだ。

お願いします、というと、食い気味に「ではお引き取り下さい」ということで、娘と手を繋いで再び外へ。
ママもピコもこれから頑張るから、パパと頑張ろうねと言うと、うん!と力強い返事。頼もしくなった。

陣痛が来て分娩室に入ったら夫だけは立ち会いができるルール。もし今日がタイミングになれば公園友達のパパに都合がつけば日中ちょっと預かってもらおうかと思ってる。

家に帰り、娘をトイレに行かせ、ママとLINEで連絡を取る。
着替えを済ました写真が送られてきたが、なんだかセレブっぽい衣装に、何かと良い部屋だ。快適そうで何より。
この深夜時間帯でいつ陣痛が始まるかも分からないので、とにかく休んで備えよう。と伝える。

娘は大丈夫と言いつつも、お腹が痛いと言うので、お腹をのの字でマッサージ。落ち着いたかなと思うと、やっぱりママがいなくてシクシク泣き出す。

そりゃそうだよね、と思いつつ、背中をトントンしてようやく寝付く。

そして俺は寝付けない。
暗い中noteを娘の横で書く。

この後も色々ありそうだ、一旦ここまで。

記事を書くための体験と続ける励みにします。