日本というイノベーション
この春は、桜でも見にいくか
京都の定宿を検索し、腰抜けた。
232,863円
303,312円
この二択しか、選択肢ない。
ここは昔からよく知ってる。昨秋、妻がネックレスをもつれさせ二人でなんだかんだやったホテルだ。
これはあかん。
まともな日本人は無理だろう。
円安見込んだ外国人に向けたプライスと見た。
他の京都のホテルも軒並み外国人向けプライスで、この日はあきらめた。
桜シーズン外すしかないね。
かと思えば国の借金が最大1286兆円とな。一体何やったらこんな額になるんだろう。
でも、そんな借金国に魅力感じて、たった一泊なのに30万支払う外国人ゲストが存在するからホテルが成り立ってる。
こんな記事もある。
いったい誰が買ってるんだろう。「買いと売り」需給バランスで株価は決まるから、「日本、買っちゃお」という人が多いことになる。
ここで気づいてしまった。
日本というのは、政治がどうなろうと、一般の生活にはまるで響かない。
政治が雨降ったら、生活も雨、晴れたら晴れ、ということ、ない。
政治と生活は独立変数。無関係。互いに影響及ぼさない。投票行かないしね。
政治と経済も、同じく、独立してる。
これは人類史上、まれ。日本だけじゃないか?
『エコノミスト』誌、来たる大統領選に向け、バイデンとトランプでは成果にどんな違いがあるのか、9つものチャートを作成、比較している。
日本で、歴代首相とさまざまな経済指標との相関を分析したチャート、見たことない。歴代首相がどこ出身とか、就任時年齢の年少ランキング一位は伊藤博文44歳とかね。つまらないよね。これ、日経記事です。同じ「経済」をテーマにしていて、エコノミストとの差(笑)
メディアの比較はここまでとして。
つまり、
人類は「日本」というイノベーションを創造した
と言えるんじゃないだろうか。
すごいことじゃない?
ぼくたち日本人は、胸張っていいと思います。
外国人が大勢押し寄せるには理由がある。
イノベーションを体験しに来ているんだね。