コピーで遊ぼう!
緊急事態宣言に振り回されてる。ふと思った。「緊急事態宣言」というネーミングがいけないのではないか。何かもっとキャッチ―で、楽しくなるようなものに変えられないかな。
「緊急事態宣言とかけて」
司会「はい、緊急事態宣言とかけまして」
「中年夫婦ととく」
司会「そのこころは」
「もはや緊張感がなくなった」
「緊急事態宣言とかけて」
司会「緊急事態宣言とかけまして」
「印刷だけの年賀状ととく」
司会「そのこころは」
「忘れちゃう」
なんて勝手に遊んでるのだが(真面目な人、怒らないでね。お願い)、コピーを頼まれたらどんなものにしようか。
ネーミング一つでかなり変わる。ある会社で、製造業なんだけど、「『不良率』という言葉がいけないのではないか」となった。「不良品が出る」前提になってしまうから、その通りの現実、つまり不良品が出てしまう。「良い製品率」とでも変えたら変わるんじゃないだろうか。いい会社でしょ?
「クレーム」という言葉を「いちゃもん」と変えてもダメだよね?(笑)
「ご意見」とか、いや、むしろ「愛のこもった応援」と変換したら、業績上向くと思う。愛がなければわざわざめんどくさい電話やメールしないよね。
「不倫」というのもなんだか淫靡だなあ(笑) 家庭外恋愛? これ以上はやめておこう。
「野菜」というのは「野菜」という言葉そのものがものすごく強いパワーを秘めてる。だから何をくっつけても点数上がる。「冬野菜」「春野菜」「夏野菜」「秋野菜」「地元野菜」
「朝採り」も同じく強い。だから「朝採り野菜」はそれだけでダブルス混合パワー、めっちゃ強い。
「病気」というのは、ネーミングがまずいんだろうね。「アミューズメント・オフ」とか「ヒーリング・タイム」とかにすると、治りが早まる気がする。
「宿題」もいまやよくわからない。「宿」って何? 「題」って何? 二つ足して、どんな意味? それより「遊び放題」とかさ、そういうのにするとみんな喜んでやるんじゃないかな。
「成績表」は「あなたの伸びしろ表」。
職場でも、「あれー? これってなんかマイナスっぽいなあ」という呼び名に気づいたら、どんどん変えたほうがいいと思います。コピーの練習にもなるよ! コピーで遊ぼう。